
ウェルネスフード
2025年9月9日
「精のつく食べ物」はコレだ!即効元気になりたい男性向け「スタミナ食材」6選 (3/3)
中澤先生オススメはこの食べ物!
中澤先生がイチオシの「精がつく食べ物」も聞きました。
サバ(青魚)
中澤先生:サバは良質なたんぱく質が豊富で、日々の筋肉の回復と維持を支え、基礎体力=スタミナの土台づくりに役立ちます。
さらにサバに多いオメガ3脂肪酸(EPA/DHA)は、心血管の健康や血管のしなやかさ(内皮機能)をサポートすることが研究で示されており、「巡り」のよいコンディションづくりに寄与します。
加えてビタミンB12など代謝に関わる栄養素も含む“栄養密度の高い一品”。焼き魚はもちろん、サバ缶なら忙しい日でも手軽に取り入れられます。塩分は表示をチェックしてください。
こんなときは避けて! 精のつく食べ物を「食べない方がいい」タイミング
精のつく食べ物は栄養価が高く、脂質やたんぱく質、ミネラルが豊富なものが多いです。そのため夜遅くに食べると消化に時間がかかり、胃腸に負担をかけやすいという点があります。
食べるなら日中や夕方など、体を動かす時間帯がおすすめです。
また、にんにくや牡蠣のように刺激が強かったり食あたりのリスクがあったりする食材は、体調が万全でないときに避けるべきです。免疫力が落ちているときや、胃腸が弱っているときに摂ると、むしろ体調を崩す原因になりかねません。
さらに共通するのは、食べすぎは逆効果になること。精のつく食べ物は「元気を出す」「スタミナをつける」イメージがある分、量を多く摂ればいいと思われがちですが、過剰に摂ると消化器系に負担がかかったり、カロリーオーバーにつながったりしてしまいます。
監修者プロフィール
なかざわ腎泌尿器科クリニック
院長 中澤 佑介
金沢医科大学医学部医学科卒業。「患者さんに近い立場で専門的医療を提供したい」という思いで2021年、なかざわ腎泌尿器科クリニックを開設。2024年9月、JR金沢駅前に金沢駅前内科・糖尿病クリニックを開設。
<Text:編集部>