ウェルネスフード
2025年9月10日

「レモン酢」驚きの健康効果とは。お酢にレモンを漬ける5つのメリット (4/4)

レモン水とレモン酢、どっちがいい? 使い分けのポイント

どちらもレモンの爽やかさやお酢のサッパリ感を楽しみつつ健康に役立ちますが、手軽な水分補給や美容重視なら「レモン水」、ダイエットや生活習慣病対策なら「レモン酢」がおすすめです。

 

レモン水

レモン酢

主な成分

ビタミンC、クエン酸

酢酸、クエン酸、ビタミンC、カリウム

期待できる効果

水分補給、抗酸化作用、美肌サポート、疲労感軽減

内臓脂肪・血圧サポート、血糖値上昇抑制、疲労回復、美容効果

飲むタイミング

朝起きた直後、運動中、入浴後

食事中、食後、料理の調味料として

味・飲みやすさ

さっぱりして飲みやすい

酸味が強め、割ると飲みやすい

向いている人

美容やリフレッシュを重視、酢が苦手な人

ダイエットや血圧・血糖ケアを意識したい人

1日の目安

レモン果汁を加えた水をコップ1〜2杯

酢 大さじ1〜2杯(15〜30ml)を薄めて摂取

レモン水のダイエット効果とは。作り方と、食後血糖値を抑える飲み方

「レモン酢」は、脂肪燃焼や血圧の安定、抗酸化作用など、さまざまな面から健康をサポートしてくれます。レモンの爽やかさを取り入れながら、食事や運動とあわせて、毎日の健康づくりにお役立てください。

参考:
小泉幸道,食酢の多彩な効用(日本調理科学会誌(J. Cookery Sci. Jpn.) Vol. 54,No. 3,153~156(2021))

食酢配合飲料の正常高値血圧者および軽症高血圧者に対する降圧効果」(健康・栄養食品研究 6(1):51-68 2003)

健常な女性における食酢の食後血糖値上昇抑制効果」(日本臨床栄養学会雑誌 27:321-325 2006)

食前のレモン果汁摂取による食後血糖値抑制効果を確認(Glycative Stress Research誌, 第7巻2号, 174~180頁)

J Phys Fitness Sports Med, 9 (3): 115-125 (2020)

監修者プロフィール

用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック院長
菊池真大(きくち まさひろ)先生

慶應義塾大学医学部卒業、東海大学医学部客員准教授、米国ペンシルバニア大学消化器内科元博士研究員、日本アルコールアディクション医学会理事。日本総合内科専門医、日本消化器病学会専門医、日本肝臓学会専門医、日本内視鏡学会専門医、日本人間ドック健診専門医、日本病態栄養学会専門医、日本抗加齢医学会専門医
2024年秋、メタボとロコモを同時予防管理する未来志向型クリニックを東京・用賀の地に開業。https://www.youga-naika.com/

<Edit:編集部>

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