
あまり食べてないのに太るのはなぜ?トレーナーが語る「納得の理由4つ」 (2/2)
これだけは守ろう! ダイエット中の食事ルール
改めて、痩せるための食事ポイントを見直してみましょう
1日3食、バランス良くきちんと食べる
食事と食事の間が長く空いてしまうと、次の食事を摂った時に血糖値が急上昇しやすくなり、太りやすくなってしまいます。
ポイントを押さえれば、しっかり食べても痩せられます。食事の回数は減らさず、1日3食きちんと食べましょう。
タンパク質をしっかり摂る
タンパク質は3大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)の中で、1番脂肪に変わりにくい栄養素です。そのため、タンパク質の食べる量を多くして、その分炭水化物や脂質を控えるだけで、食べる量を減らさなくても自然と太りにくい食事になります。
ただ、「あまり食べてないけれど太る」という方は、そもそも栄養摂取のバランスが崩れている事が多いです。その場合、高タンパク食に偏らせると、状況は変わりにくく、悪循環のスパイラルに陥る可能性と誤った知識の定着の可能性があります。
「タンパク質に偏った食事を摂る」のではなく、「タンパク質量が不足する事を第一に気をつけて、脂質&炭水化物も適量摂取に努める」のが良いでしょう。
血糖値の急上昇を抑制する
血糖値の急上昇を抑制するために、GI値の低いものを選ぶと良いでしょう。GI値とは、食品を摂取したときの血糖値の上昇スピードを数値化したものです。
そば、きのこ、りんご、無糖ヨーグルトなど、血糖値の上昇が穏やかな食品を取り入れましょう。
よく噛んで食べる
食べるスピードもポイント。よく噛んでゆっくり食べるだけでダイエットにつながります。
食べるスピードが速いと、消化吸収も速くなります。そのため、血糖値が急上昇しやすくなる・満腹と感じる前に食べ過ぎてしまうといったことが起こります。
よく噛んでゆっくり食べることで、消化吸収がゆっくりになり、血糖値の上昇も緩やかに。さらに少ない量でも満腹感を得やすくなるので、太りにくくなります。
監修者プロフィール
トレーナー山岸 慎
2011年からトレーナーとして、モデル・アーティスト・俳優のサポートを行う。現在はJリーガーなどトップアスリートをはじめ、運動初心者まで様々な身体レベルの方のトレーニング指導を行なっている。所有資格NSCA-CSCS。
・パーソナルトレーニングジム STUDIO KOMPAS渋谷南平台
・ストレッチリラクゼーションサロン ESL(エッセンシャル ストレッチ ラボ)
<Edit:編集部>