毎日豆乳を飲むと体に悪い?管理栄養士が解説する、大豆イソフラボンと女性の健康の意外な関係 (3/3)
第3章:今日から始める、自分に合った「大豆製品の摂り方」
まずは検査で知る、あなたの「エクオール産生体質」
腸内でエクオールを作れるかどうかは、尿検査や腸内フローラ検査(便検体を提出)で簡単にチェックすることができます。ご自身が試しやすい検査で、まずはエクオール産生能を確認してみてください。
ちなみに、サイキンソーが提供する腸内フローラ検査「Mykinso(マイキンソー)」では、エクオール産生菌がいるかチェックできます。
検査結果の「美容」のカテゴリーから、エクオール産生菌の保有有無を確認してみてください。
エクオールを「つくれる人」と「つくれない人」の食生活
では、エクオール産生能がある人(つくれる人)は、どうしたらよいのでしょうか。
ポイントは、食生活です。実際の食品で考えると、納豆1パックで約30mg・お豆腐一丁で約80mg、市販の豆乳1パック(200mg)で約82mgほどの大豆イソフラボンが含まれています。
市販の豆乳であれば1日1パック分でクリア、食事から摂取するとしたら納豆1パックと、お豆腐半丁分を味噌汁や煮物・定食の小鉢などのおかずから摂取できればクリアです。

実際の食事に置き換えてみると、そこまで摂取が大変でないことが分かります。とくに忙しい平日は、毎日200mgの豆乳1パックを飲むだけで、1日に必要な大豆イソフラボンが摂取できます。
ぜひ今日の食事から意識してみてください。
一方、エクオール産生能がない人(つくれない人)は、大豆製品からイソフラボンを摂取しても体内でエクオールを作ることができません。そのため、エクオールそのものを直接摂取するポストバイオティクスサプリメント※2が効果的な選択肢となります。
サイキンソーは、エクオールが摂取できるサプリメント「Mykinso EQUOL PREMIUM(マイキンソーエクオールプレミアム)」を提供しています。ご自身の体質に合わせて、サプリメントでの補給も視野に入れてみるといいでしょう。とはいえ、普段の食事に大豆製品を取り入れながら、サプリメントも適度に活用してみてください。
※2:ポストバイオティクスサプリメントとは、腸内細菌が食物繊維などをエサとして発酵・分解する際に生み出す、体にとって有用な成分を直接配合したサプリメントのこと。
大豆のパワーを味方につけ、心身ともに健やかな毎日を
大豆製品は、ただ闇雲に摂取するのではなく、ご自身の体質に合わせて賢く摂取することが重要です。
自分の体と向き合い、必要な栄養を意識的に取り入れることで、心身ともに健やかな状態を目指せます。大豆のパワーを上手に味方につけ、活き活きと輝く毎日を手に入れましょう。
監修・執筆者プロフィール
株式会社サイキンソー 管理栄養士 小川 静香(おがわ しずか)
管理栄養士・公認スポーツ栄養士・博士(医学)の資格を有する。
日本女子大学家政学部卒業後、管理栄養士免許取得。その後、東北大学大学院医学系研究科にて、運動学分野の博士(医学)の学位を取得した後、民間企業にて資格を活かしたプロモーションや営業活動に従事。2023年12月にサイキンソーへ入社。健康経営の推進に向けたセミナーやトップアスリートのコンディショニング支援などを行い活躍中。趣味は、筋トレ・トレイルランニング・トライアスロン・腸活。
<Edit:編集部>
【マイキンソー】腸内フローラ検査やってみた!面白すぎる結果が…!








