大人の女性の「ADHD(注意欠如・多動性障害)」、よくある特徴とは?精神科医監修 (2/2)
日常生活で困りやすい場面はこう切り抜ける!
ADHDの特性を持つ女性が、仕事や人間関係で困りやすい場面と、その対策を紹介します。
「忘れる」前提で仕組みを作る
「忘れる」前提で仕組みを作ることが重要です。
頭で覚えようとせず、すべてをメモやアプリに外部化しましょう。タスクは細かく分解し、「メールを開く」「1行書く」など、極限まで小さくすると着手しやすくなります。
締め切りは本当の期日より数日前に設定し、「締め切り前日」を作らない工夫も有効です。過集中で他の予定を忘れがちな方は、タイマーやアラームを複数セットして、強制的に意識を切り替える仕掛けを作りましょう。
「3秒待ってから話す」などルールを決める
「話を聞いていない」と思われがちな方は、相手の話を聞きながらメモを取る習慣をつけると、集中力を維持しやすくなります。
衝動的に発言して後悔することが多い場合は、「3秒待ってから話す」ルールを自分に課してみてください。
あなたは「だらしない人」ではない
大切なのは「できない自分を責めない」ことです。あなたは「だらしない人」ではありません。
ADHDは脳の特性であり、努力や根性で解決できるものではありません。できないことを無理に克服しようとするより、「できない前提」で工夫や仕組みを作るほうが、結果的にうまくいきます。
監修者プロフィール
神谷町カリスメンタルクリニック院長
松澤 美愛先生
東京都出身。慶應義塾大学病院初期研修後、同病院精神・神経科に入局。精神科専門病院での外来・入院や救急、総合病院での外来やリエゾンなどを担当。国立病院、クリニック、障害者施設、企業なども含め形態も地域も様々なところで幅広く研修を積む。2024年東京都港区虎ノ門に「神谷町カリスメンタルクリニック」を開業、院長。精神保健指定医/日本精神神経学会/日本ポジティブサイコロジー医学会
URL https://charis-mental.com/
InstagramURL https://www.instagram.com/charismentalclinic
<Text:外薗 拓 Edit:編集部>











