R-1はいつ飲む?朝・夜、食前・食後のおすすめタイミング
ウェルネスフード
2026年10月26日

R-1はいつ飲む?朝・夜、食前・食後のおすすめタイミング (2/2)

R-1を毎日続けるとどうなる?期間別の変化

R-1乳酸菌を使用したヨーグルトの研究では、2週間〜3ヶ月の継続摂取によって、免疫機能に関する指標に変化が確認された例があります。

ただし、研究ごとに対象者や摂取条件が異なるため、誰もが同じように変化するわけではありません。

2週間続けた場合

大学生の男子陸上選手31人を対象とした研究では、R-1乳酸菌を使用したヨーグルトを2週間摂取した結果、激しい運動に伴う一時的な免疫機能の低下が抑えられたと報告されています。

この研究では、EPSを3.3mg含むヨーグルトを1日2本摂取し、合計6.6mgのEPSを摂っています。ただし、運動選手を対象とした研究のため、一般の人にも同じ変化が起こるとは限りません。

1ヶ月続けた場合

健康な成人110人を対象とした4週間の研究では、R-1乳酸菌を使用したヨーグルトを毎日摂取した結果、免疫細胞の働きに関する指標や、唾液に含まれる免疫物質の量が対照群より高かったと報告されています。

また、健康状態についての自己評価や、活気・活力に関する指標にも差が確認されました。

ただし、1ヶ月続ければ誰でも免疫機能が改善したり、体調の変化を実感できたりするわけではありません。

2〜3ヶ月続けた場合

高齢者を対象とした8週間・12週間の研究では、もともとNK細胞(ウイルスに感染した細胞などを攻撃する免疫細胞)の働きが弱かった人のグループで、NK細胞の活性が高まったことが報告されています。

ただし、これは研究条件下で確認された結果であり、2〜3ヶ月続ければ誰でも免疫機能が高まるという意味ではありません。

なお、これらは研究で設定された摂取期間であり、効果が現れるまでの期間を示すものではありません。

R-1をどれくらい続けると免疫機能に変化が出る?

R-1を毎日飲む場合、どのくらいの期間を目安に続ければよいのでしょうか。免疫機能の変化が現れるまでの期間や個人差について、柏木宏幸先生に聞きました。

免疫機能の変化は何週間が目安?

研究で設定されている2週間〜3ヶ月という期間は、あくまで「その研究で指標を測った期間」であって、「それだけ続ければ効果が出る期間」ではありません。

ただ、目安が何もないと続けにくいと思いますので、私は外来で聞かれたときは「まず1ヶ月、同じタイミングで続けてみてください」とお伝えしています。R-1乳酸菌のような菌は腸に住み着くわけではなく、飲んでいる間だけ腸を通過していくものなので、数日で判断できるものではなく、かといって何ヶ月も様子を見ないと分からないというものでもありません。

1ヶ月続けて、便通やお腹の張り、体調の面で何か良い変化があれば続ければよいですし、何も感じなければやめても構いません。免疫機能の指標は血液検査をしなければ分からないため、ご自身で実感できるのは主にお腹の調子や体調の面になります。

変化には個人差がある?年齢や健康状態による違い

変化の出方には個人差があります。研究でも、もともとNK細胞の働きが低かった高齢者では変化が確認された一方、健康な若い人はもともと免疫機能が保たれているため、変化が小さいか、はっきりしないことが多いと考えられます。

年齢のほかに、もとの腸内細菌のバランス、食事内容(特に食物繊維の量)、睡眠や運動の習慣、持病の有無などでも違いが出ます。食品ですので、効果を感じないからといって本数を増やすのではなく、無理のない量で続けるかどうかを決めていただければ十分です。

よくある質問

妊娠中でも飲んでいい?

はい。明治の公式Q&Aでは、妊娠中でもR-1を飲んだり食べたりして問題ないと案内されています。ただし、体調や食事制限などで気になることがある場合は、かかりつけの医師に相談しましょう。

子どもは何歳から飲める?

明治の公式Q&Aでは、R-1のように砂糖などで甘みをつけたヨーグルトは、3回の食事が安定した1歳~1歳半頃からすすめられています。

子どもの年齢や食事量に合わせて、ほかの食事に影響しない量を与えましょう。

温めて飲んでもいい?

R-1は、人肌程度に温めて飲むこともできます。ただし、60℃を超えると乳酸菌が死滅する可能性があるため、熱くしすぎないようにしましょう。温めた場合は、すぐに飲むことをおすすめします。

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監修者プロフィール

柏木 宏幸先生

埼玉医科大学医学部卒業後、沖縄で初期臨床研修を修了。総合内科医としての土台を築いた後、消化器・内視鏡診療に深い歴史を持つ東京女子医科大学消化器病センターに入局。大学病院および複数の市中病院にて、消化器疾患および内視鏡診療の経験を積み重ねる。その後は訪問診療医としてがん終末期の在宅医療にも従事。多くの患者と向き合う中で、胃がん・大腸がんの早期発見と予防、内視鏡医療の普及に尽力することを決意。2023年4月には東京都豊島区にて『池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック』を開業。地域に根ざした専門性の高い医療を提供し続けている。

<Text:外薗 拓 Edit:編集部>

参考文献
明治「明治プロビオヨーグルトR-1」
https://www.meiji.co.jp/dairies/yogurt/meiji-r1/
明治「R-1 よくあるご質問」
https://www.meiji.co.jp/dairies/yogurt/meiji-r1/qa/
明治「乳酸菌OLL1073R-1株の研究」
https://www.meiji.co.jp/yogurtlibrary/laboratory/report/1073r1/03/01/
『薬理と治療』「R-1乳酸菌を使用したヨーグルトの4週間摂取試験」
https://www.pieronline.jp/content/article/0386-3603/51090/1297

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