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セルフストレッチとパーソナルストレッチの違いとは。効果があるのはどっち?

 身体の疲労やハリ、コリに悩まされていませんか? このような身体の状態に対して、ストレッチはもっとも効果のあるケア方法のひとつですが、「あまり効果が感じられない」「もともと体が硬いから、やっても意味がない」という方もいます。

 しかしそれは、ストレッチをしっかりできていないのかもしれません。ストレッチの効果を存分に味わうためには、パーソナルストレッチとセルフストレッチの両方に取り組むことをおすすめします。

 では、なぜ両方に取り組むといいのでしょうか。また、パーソナルストレッチやセルフストレッチとは何なのか、どのように行えばいいのか。ここでは、2つのストレッチについて詳しく解説します。

パーソナルストレッチとセルフストレッチの違い

 ストレッチは大きく分類すると、「パーソナルストレッチ」と「セルフストレッチ」に分けることができます。パーソナルストレッチとは、自分ではない誰かにかけてもらうストレッチ。

週1回、パーソナルストレッチ専門店に通うのが最適

 パーソナルストレッチとストレッチとセルフストレッチでは、圧倒的にパーソナルストレッチの方が効果を体感できるでしょう。しかし、小学校の体育や部活動のクーリングダウンで無理やり身体を伸ばされた記憶から、怖かったり、痛かったりという間違ったイメージが先行し、敬遠される方も少なくありません。

 正直なところ、セルフストレッチだけではあまり本来の効果を感じることができないでしょう。そこで提案したいのが、週1回パーソナルストレッチの専門店に通い、他の6日間はセルフストレッチを行う「身体づくり計画」です。

 これまで、パーソナルストレッチを行う店舗などはありませんでした。そのため提案すらできなかったのですが、近年はそうした店舗が急速に増えています。そのような専門店には手技を会得した専門のプロトレーナーが在中し、レベルの高いパーソナルストレッチを受けることが可能です。

身体にどんな変化があるか

 専門のトレーナーは通常、いきなりストレッチをかけることはしません。まずは筋肉を脱力させ、伸ばしやすい状態にしてからストレッチを施します。前屈して床に手が届かなかった人も、施術が終わると床にべったり届くようになることも珍しくはありません。

 慣れていないうちは痛く、後日に筋肉痛を感じることがあるでしょう。しかし、これは運動不足で動かせていなかった筋肉を「しっかりと動かせた」証明であり、好転反応のひとつです。毎週通えば1か月もする頃には身体が慣れてきて、ストレッチが心地よくなってきます。意外かもしれませんが、施術中に心地よくて眠ってしまう方も多いのです。

パーソナルストレッチの効果をセルフストレッチで定着させる

 頻度としては、先に述べたように1週間に1回パーソナルストレッチを受けることをおすすめします。そしてその間の6日間は、自分でセルフストレッチを行うといいでしょう。

 身体は元の状態に戻ろうとしてしまいます。そのため、パーソナルストレッチの施術効果をキープするようにしていくと、いつしか柔らかい状態が正しい状態だと認識してくれるようになります。すると身体が楽な状態が当たり前となり、疲れにくい身体へ変わっていくはずです。

セルフストレッチを行うときは「自重」を利用する

 このとき、セルフストレッチも取り組み方に気をつけると効果を出しやすくなります。セルフストレッチを行う際には、もっと伸ばそうとして力で伸ばしがちです。しかしそうではなく、「身体の重さを利用して伸ばす」ことを考えるようにしてください。

 たとえば座って前屈する際には、硬い人だと上体を前に持っていくのに力が必要です。しかし、イスなどに腰かけて斜めで前屈をすると、上半身の重さを利用できます。あとは息を吐いて、それに合わせて力を抜いていくといいでしょう。

 巷では自重トレーニングが流行っていますが、ストレッチにおいても「自重ストレッチ」は効果が高いストレッチ法です。こちらもあわせて行ってみてください。

トレーニングだけでなく、ストレッチも身体を変える

 このように、パーソナルストレッチとセルフストレッチの両方を行っていくと身体を根本から改善していくことができます。トレーニングで身体を変えていく考え方も大切です。しかし、ストレッチで身体が変わることを知らない方は多いのではないでしょうか。運動が得意ではない方、運動する時間がない方は、特にこの方法が向いているはずです。ぜひ、取り組んでみてください。

<プロフィール>
赤堀達也(あかほり・たつや)
1975年・静岡県出身。小中大でバスケを指導し、独創的理論・論理的指導で体力テスト低水準校が県大会優勝するなど、選手育成を得意とする。最高戦績は全国準優勝。2019年度より旭川大学短期大学部准教授として、これらの理論を応用した幼児体育・健康の研究を行う。またパーソナルストレッチやスポーツスタッキング、部活動改革にも取組む。
[HP] https://mt-a.jimdo.com

<Text:赤堀達也/Photo:Getty Images>

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