ライフスタイル
2020年10月21日
だるいのは“姿勢の悪さ”が原因かも。「正しいイスの座り方」を専門家が伝授
姿勢が歪むことにより、脊髄の中の髄液の流れなどが滞り、疲れやすくなったり、体にさまざまな不調を引き起こします。現代人が1日の大半を過ごすイスに座った姿勢のポイントを、東京・千代田区飯田橋にある『飯田橋健美整体院』の黒木康郎院長が教えてくれました。
疲れにくいイスの座り方
・左右の坐骨を均等につけ、骨盤を垂直に立てる
・その骨盤の上に背骨~頭をのせる
「中心軸に身体がちゃんとおさまっていることが大事。パソコンに向かうときは、猫背になりがちです。背中を丸めないよう、上体をまっすぐのまま骨盤ごと少し斜めに倒せばいい。キーボードを打つときは、前腕を浮かせずに机に置けば肩への負担も減ります」(黒木院長)
タオルを丸めたものや空のペットボトルなどをイスと腰の間に挟むのも、猫背対策に効果的とか。
実践したことで、腰が痛くて仰向けで眠れなかった方が、仰向けで寝られるようになったという事例もあります。
[取材協力]
飯田橋健美整体院
※本記事はMELOSで公開された記事「睡眠負債を解消したい。ぐっすり眠れる関節ほぐしのやり方」を再編集したものです。
<Edit:編集部/Text:大熊美智代/Edit&Photo:アート・サプライ(服部桃子)>