インタビュー
2017年9月28日

会えない日々に猛勉強してアスリートフードマイスターを取得。サッカー柿谷曜一朗の妻・丸高愛実<前編>【アスリートの妻が教えるとっておきレシピ #4】 (1/3)

 スポーツ選手を夫に持つアスリートの妻(アス妻)。ご自身も著名人として活躍されている注目のアス妻たちにご登場いただき、食事作りや勝負メシ、さらには日々の暮らしのことなどをお訊きします。

 第4回は、タレント・女優としてTVや映画など幅広い分野で活躍する丸高愛実さん。昨年12月にセレッソ大阪の柿谷曜一朗選手と入籍し、今年の8月に挙式を終えたばかりの彼女は、インタビュー中もご主人を“旦那さん”と言う初々しさが可愛らしい若奥さまです。

 実は、柿谷選手がスイス1部バーゼルからセレッソ大阪に復帰した昨年1月から大阪で同居生活をスタートし、結婚前から食事面や生活面のサポートを続けていた丸高さん。今期からJ1に昇格したセレッソ大阪のFWとして、さらにキャプテンとしての重責を務める柿谷選手を支えています。そんな丸高さんのアス妻ぶりに迫ります!

▼後編はこちら

何でも話し合って2人でいる時間は一緒に行動する。サッカー柿谷曜一朗の妻・丸高愛実<後編>【アスリートの妻が教えるとっておきレシピ #4】 | 健康×スポーツ『MELOS』

アス妻デビューの初仕事は、柿谷選手の貧血改善!?

--アスリートの妻として、旦那さまを食事面でサポートするために気をつけていること、工夫していることはありますか?

 これはお付き合いしていくうちに知ったことだったんですが、旦那さんはけっこう鉄分が少ない人だったので、鉄分の豊富なものを食卓に一品は入るように気をつけています。サッカー選手って走るので、足の裏の毛細血管が切れちゃって、それで赤血球が破壊されて鉄分が減ってしまうんだそうです。走るスポーツの人はみんなそうみたいで、鉄分が減ると体力がなくなっちゃうっていうこともあるって聞いて。

 うちの旦那さんは、血の検査をしたときに鉄分がすごく低くて、コンビニで倒れたっていうこともあったらしく、それぐらい貧血だったので。それで鉄分が豊富なものをって。ほうれん草とか、鶏もも肉もけっこう鉄分は多いし、ひじきとかももちろんそうですし、小松菜とかは絶対メニューに入れてるかなと思います。

 あとは、旬なものとかは出すようにしてますね。試合前とかもいろいろ気をつけますけど、そのほかはそんなに気にしないで食べたいものを食べてもらうようにしています。

--そういうことって分かってても、意識して本人がするのもなかなか難しいですよね。

 そうですね。でも、うれしいのが、採血検査のたびに結果を家に持って帰って来て見せてくれるんですけど、よくなっていくのが目に見えて分かる。それが本当に、すっごくうれしいです。最近は貧血になることも少なくなったみたいです(笑)。

--食べたいもののリクエストを聞いたりとかしますか?

 聞いたりもしますが、聞くと絶対ハンバーグしか言わない(笑)。だけどハンバーグばかりっていうわけにもいかのないので、お肉にしたり、魚にしたり。でも、魚を出すとおもしろいぐらいに「美味しい」って言わないんですね。肉が好きだから。けど、一応やっぱり魚も食べてもらいたいから出すんです。そうするといつも絶対「あ、うまっ!」とか「美味しい!」って言いながら食べてくれるのに、魚のときだけ黙って食べてる。「美味しいっていわないね?」って聞くと、「いや、これチョット、魚やから……」って、いつも(笑)。お魚のときはあんまり美味しいって言ってくれませんね(笑)。

「今日は何作ろう」って、毎朝起きると最初に考える

--インスタにアップされた写真を拝見すると、とても豊かな食卓ですが、献立作りは毎回? それとも週単位で?

 毎日、朝起きて「何作ろう……」から始まって、何が残ってるかなって冷蔵庫とかを見て、残っているものでできるときは作ります。最近、結婚のお祝いとかでお肉をいただくことが多くて、今はそのお肉を使いまくって料理してます(笑)。それ以外はSNSで人のインスタとかパーって見て「あ、美味しそう」と思ったのを真似してみるとかが基本ですね。これ作ろう、って思って分からないことがあったらそこから調べたりとかして。おばあちゃんが料理の先生をやっていたので、おばあちゃんに聞くこともあります。

--じゃあ、お料理はもともと得意だった?

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