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【通勤ランの始め方 Vol.4】ベテランランナーに聞いた通勤ランを続けるためのコツ

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 これまで、準備しておきたいアイテムや、通勤ラン後の身だしなみ、プロが伝授する快適に街中を走るポイントなどを紹介してきました。最終回では、長年通勤ランを続けているベテランランナー2人に、通勤ランを楽しむコツと、走り続けるためのモチベーションの保ち方を聞きました。その答えからは、学ぶべき共通点もみえてきました。

《連載:通勤ランの始め方》
・[Vol.1]準備しておきたいこと
・[Vol.2]出勤ラン後の身だしなみは徹底して整えたい
・[Vol.3]マラソンの専門家が教える快適に走るためのポイント

・コーヘイさん(30代男性)
通勤ラン歴:4年
通勤ランの頻度:週3~4回
通勤ランの平均距離:14㎞(帰宅ラン)

・せごまるさん(30代男性)
通勤ラン歴:5年
通勤ランの頻度:週に2回
通勤ランの平均距離:15km(出勤ラン)

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ベテランが思う通勤ランの本音

―― まずは、通勤ランのメリットとデメリットをお聞かせください。

コーヘイさん:一番のメリットは時間の有効活用です。帰宅してしまうと、どうしても外出するのが億劫になってしまいます。しかし、通勤という生活の導線上にトレーニングが入っているので長続きしていると思っています。満員電車から解放され、電車遅延の影響を一切受けないのもメリットですね。また、走って帰るという気持ちは災害時の備えにもなっていると思います。あえてデメリットをいえば、通勤時の情報収集、読書やニュースを見る時間が減ってしまったことでしょうか。

せごまるさん:出勤ランの場合、朝から頭がスッキリして仕事の業務効率が上がることがメリットですね。満員電車に乗らなくていいし、なんといっても時間を有効的に使えることが大きい。走ることで健康になり、ダイエット効果も得られるだけでなく、ストレス解消にもなっています。しいてデメリットをあげるなら疲れがたまっているとき、仕事中に眠くなってしまうことですかね。そんなときは1日の過ごし方が、誰よりも有意義であると自己暗示をかけてモチベーションをあげています(笑)

―― 自分なりの通勤ランを楽しむコツはありますか。

せごまるさん:リュックやランニングウォッチなどのアイテムを自分好みのものでひと通りそろえると、気持ちが上がります。ランルートはいつも同じ風景を見ながら走るのも飽きるので、たまに知らない道を走ってみたり、途中でご飯のおいしそうな店を見つけたり、そのたび新しい発見があって楽しめます。

コーヘイさん:1週間ごと、1ヶ月ごとに自分が走った距離をランニングウォッチやスマホアプリで走った記録を残すことです。走った距離や通勤ランのタイムが短縮されるのを数字で見ると、自分の成長も実感できるので記録を残すことはオススメです。タイムが縮まるのもうれしいのですが、たまにはいつものルートをはずれて、行きたかったラーメン屋に寄ってみたり、初めて行く商店街でコロッケを食べてみたりするのも楽しみのひとつ。好きな場所へ足を伸ばせることも電車通勤にはない魅力ですね。

ベテランが実践する通勤ラン継続のコツ

―― モチベーションを維持するために何かしていますか。

コーヘイさん:ランニングアプリでライバルと競ったり、自分が走っていることをブログやSNSで発信しています。それから、目標を決めています。たとえば、フルマラソン完走を目指すなら、先に大会にエントリーしてしまうなど。大会に向け目標タイムや月間距離を設定してフルマラソン完走を目指せば、通勤ラン継続のモチベーションにもなります。あとは頑張りすぎないことですかね。気持ちが乗らない、走る気分にならないというのは体が発する信号です。そのときは迷うことなく電車で帰るようにしています。

せごまるさん:継続のコツは、やはり大会にエントリーすることが一番だと思います。自分だけでなく、知人や友人と一緒に大会を目指すと、仲間意識やライバル意識が生まれ、日々の通勤ランのモチベーションも維持できて頑張れます。

ベテランランナー2人が語った通勤ランを楽しむコツと、モチベーション維持のコツを聞いていくと、なんと3つもの共通点もわかってきました。大事なことなので、もう一度まとめてみましょう。

【通勤ラン継続のコツ】
①大会にエントリーすること
②仲間と一緒に楽しむこと
③体や欲求に正直であること

 2人とも「大会へのエントリー」がモチベーション維持のコツといっています。やはり「目標タイムや月間距離を設定する」ことは継続する気持ちを上げてくれるようです。「そのうちに大会に出場してみよう」ではなく、「先にエントリーしてしまう」。追い込む反面、大会に出場する楽しみも増えるというわけですね。あとは、「頑張りすぎないこと」。たまには知らない道を走ってみたり、寄り道したりしてランを楽しむことも大切だということがわかりました。

 これまで4回にわたりご紹介した『通勤ランの始め方』。自分なりのルールと目標を決め、楽しみ方を見つければ、快適な通勤ランを続けられるはず。これから始めたい人、すでに走っている人も、ベテランランナーのお話を参考に通勤ランを楽しんでください。

《連載:通勤ランの始め方》
・[Vol.1]準備しておきたいこと
・[Vol.2]出勤ラン後の身だしなみは徹底して整えたい
・[Vol.3]マラソンの専門家が教える快適に走るためのポイント

【取材協力】
●コーヘイさん https://its-there.com
●せごまるさん http://segorun.com/

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<Text:丸山美紀(アート・サプライ)/Photo:Getty Images>

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