【ミルクコーヒーの味の表現】森永乳業がまとめたやつ、面白い

森永乳業が、日本の消費者に向けたミルクコーヒーのフレーバーホイールを開発し、「フレーバープラットフォーム」として商標化しました。

フレーバーホイールとは

フレーバーホイールとは、食品や飲料の風味特徴を表す用語を円状に並べたもの。ワインやビールなど多くの嗜好品で開発・報告されています。

これまでミルクコーヒーのフレーバーホイールはなく、既存のフレーバーホイールは専門家向けの用語で構成されており、一般にはなかなかピンとこない言葉もありました。そこで森永乳業は、ミルクコーヒーの風味を表現する用語を消費者から集め、それらの用語を用いたミルクコーヒーのフレーバーホイールを開発しました。

消費者のためのフレーバーホイールなので、とても分かりやすい！

図　消費者のためのミルクコーヒーのフレーバーホイール「フレーバープラットフォーム🄬」

今回の開発により、専門家と消費者の間で風味特徴のイメージ共有がしやすくなり、おいしさを伝えるコミュニケーションツールとして活躍しそうです。

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なお、この研究成果は、科学雑誌「Food Science and Technology Research」に2023年5月20日に掲載されました ※1 。

＜参考＞
※1　論文タイトル・著者・DOI
「A milk coffee flavor lexicon developed based on the perceptions of Japanese consumers and its application to check-all-that-apply questions」
Hatakeyama Shinichiro, Kawaguchi Toshiyoshi, Yamaguchi Takuya, Yoshihara Daisho, Takahashi Kana,
Akiyama Masayuki, Koizumi Reiko, Miyaji Kazuhiro, Takeda Yasuhiro, Mito Kokawa, Kitamura Yutaka
https://doi.org/10.3136/fstr.FSTR-D-22-00176

＜Edit：編集部＞