ブドウ糖 太る
ウェルネスフード
2023年12月14日

ブドウ糖は太る?メリットとデメリット、摂取のタイミング[管理栄養士監修] (1/3)

糖の1種であるブドウ糖。集中力が切れた時などに良い! なんていうイメージがありますが、ダイエット面にはどんな影響を与えるのでしょうか。

管理栄養士に、ブドウ糖は太るか聞いてみました。「糖質と糖類、どっちが太る?」「デメリットは?」などの疑問も解説します。

▼ 目次

ブドウ糖は太る? 太らない?
ブドウ糖が太る理由
ブドウ糖の太らない摂り方
ブドウ糖のおすすめの摂取タイミング
ブドウ糖のメリット&デメリット
糖質と糖類、どっちが太る?
「脳はブドウ糖しかエネルギーにできない」って本当?
ブドウ糖が脳に届くまでの時間はどれくらい?
ブドウ糖とは

ブドウ糖は太る? 太らない?

当然ですが、ブドウ糖は摂りすぎると、太る可能性があります。

食品によって異なるため太るかどうか判断が難しいですが、ブドウ糖は糖質の中でも吸収が早いです。そのため、消費が追い付かなければ体脂肪として蓄えられ、太りやすいと考えられます。

ただし、過剰摂取を控えれば、心配しすぎる必要はありません。

ブドウ糖が含まれている「ラムネ」は太る?

ラムネは、食べすぎると太る可能性があります。ダイエットを意識しているのであれば、1日で1袋すべて食べるのは控えましょう。(森永の大粒ラムネの場合、1袋41g・153kcalあります。)

ブドウ糖が含まれている「ラムネ」は太る?

ブドウ糖を手軽に摂取したい時は、適量のラムネの摂取を心がけてください。

ブドウ糖が含まれているゼリー飲料などは太る?

「inゼリー」など、ブドウ糖が含まれている飲料も、食べすぎると太る可能性があります。

そもそもエネルギー補給を目的とした商品のため、毎日の摂る・食べ過ぎるなどはおすすめできません。また、一般的な食生活であれば、ブドウ糖不足の心配はありません。

ブドウ糖を「夜に摂る」と太るのか

ブドウ糖は夜に摂ると太る可能性があるため、あまりおすすめできません。

夜はエネルギー代謝が低下しやすく、活動量も少なくなる時間帯です。ブドウ糖を意識して摂るよりは、ご飯や麺類などの消化や吸収が穏やかな糖を摂る方が良いでしょう。

ブドウ糖が太る2つの理由

太る理由1 血糖値の急上昇を起こしやすい

ブドウ糖は吸収が素早いため、血糖値が急上昇しやすいです。そのため血糖値を下げようと「インスリン」が多く分泌されます。

インスリンは、余ったブドウ糖を体脂肪として蓄える働きがあります。

太る理由2 カロリーが高め

ブドウ糖は、1g3.4kcalです。

摂りすぎるとカロリーの摂りすぎにもなるため、太る恐れがあります。

ブドウ糖の太らない摂り方

ブドウ糖の太らない摂り方としては、以下2点に気を付けると良いでしょう。

  • 果物から摂るようにする
  • 量に注意する

摂り方1 果物から摂るようにする

果物から摂ることで、ブドウ糖の摂りすぎを防げたり、咀嚼の回数が増えて食べすぎを防げたりと、太りにくくなります。

また、果物は、食物繊維やビタミン、ミネラルを含むため、健康づくりに役立つというメリットも。

摂り方2 量に注意する

ブドウ糖や砂糖などの甘い糖分は「1日25g程度」が1つの目安となります。

「1日25g程度」というのは、世界保健機構(WHO)が推奨する目安量です。ブドウ糖などの糖分の摂りすぎは、太るだけでなく健康に悪影響を与える恐れがあるため、なるべく少なくすると良いとされています。

1 2 3