ヘルス&メンタル
2024年12月9日

男性ホルモン「テストステロン」、もっとも高める方法は?筋トレか、食事か、生活習慣か (1/3)

筋肉量や集中力、やる気を支える男性ホルモン「テストステロン」。

このホルモンは加齢やストレス、不規則な生活習慣で減少することが知られています。しかし、筋トレや食事、睡眠、生活習慣の改善によって自然に分泌量を高める方法があるのです。

では、どのアプローチがもっとも効果的なのでしょうか?

男性の更年期に関連する事業を展開し、日本初のテストステロン向上を目的とした男性機能専門サロン「XENLONG(シェンロン)」を運営する、一般社団法人日本オムテック協会の倉持俊介さんに伺いました。

男性ホルモン「テストステロン」分泌をもっとも促す方法は

男性ホルモン「テストステロン」をもっとも効果的に分泌させる方法は、筋トレです。筋肉への高負荷な刺激が、ホルモン分泌を活性化させるからです。

また、筋トレによって脂肪燃焼が促されることで、脂肪細胞から分泌されるエストロゲンの影響を減少させ、男性ホルモン優位の環境を作ります。

おすすめの筋トレ

大きな筋肉を使う高強度の運動がオススメです。

  • スクワット(下半身)
  • デッドリフト(下半身、背中) など

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とはいえ、デッドリフトは運動不足の人が始めるにはなかなか大変です。現実的な対策として、まずは自宅でできる簡単な体操もおすすめです。

倉持さん:ちなみに日本オムテック協会には、1分でできる協会オリジナルの腰上げ体操とスクワットがあります。

この動きは、内転筋を刺激することで股間への血流量を増大させることに繫がり、テストステロンを産生する睾丸の血流促進を狙うものです。男性に多いガニ股骨格の矯正も期待できます。

また、外では階段を使うようにするなど、日常生活でできる運動も心掛けるとよいでしょう。

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