スクワット徹底解説
フィットネス
2024年9月25日

筋トレ「スクワット」はどこに効く?正しい姿勢とやり方、回数、フォームの種類まで (1/3)

自重筋トレ「スクワット」。すごい効果が期待できるとして人気の王道メニューです。

簡単に見えますが、正しい仕方で行わないと、腰痛や膝の痛みの原因になるほか、意図しない場所を鍛えてしまいがち。

今回は、スクワットの種類と効果、正しい姿勢フォーム、回数のほか、負荷設定など解説していきます。

スクワットの効果とは

大きな筋肉が鍛えられ、効率よく筋力アップできる

スクワットはおもに、下半身を鍛えるフリーウエイトトレーニングです。 “筋肉BIG4”と呼ばれる大きな筋肉(胸・背中・腹筋・太もも)が鍛えられるため、効率よく筋力アップを狙うことができます。

筋力が増えると基礎代謝も上がるため、食べても太りにくくなる、日常の消費カロリーが増えるなど、ダイエットにもうれしい効果が期待できます。

下半身の柔軟性を高める

下半身の柔軟性と安定性、足の筋力も身につくため、ランニングをする人にもおすすめです。

ケガ予防として、運動前の動的ストレッチに取り入れるアスリートも少なくありません。

マラソンランナーも「筋トレ」をやるべき理由とは。高重量×低回数トレーニングで効果的に筋肉をつける 

スクワットはどこに効く? 鍛えられる筋肉部位


スクワットでは、おもに以下を鍛えることができます。

  • お尻(大臀筋)
  • 太ももの前側(大腿四頭筋)
  • 太ももの裏(ハムストリングス)
  • ふくらはぎ(ひふく筋・ヒラメ筋)
  • 背中(脊柱起立筋)

スクワットの正しいフォームとやり方

まずは、一般的なスクワット「ノーマルスクワット」から解説します。

ノーマルスクワットのやり方

  1. 足を腰幅に開き、つま先は膝と同じ向きにする
  2. お尻を後ろへ突き出すように、股関節から折り曲げる
  3. 太ももが床と平行になるまで下ろしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻る

足を腰幅に開き、立つ。つま先は膝と同じ向きにする 股関節からしゃがむ

肩甲骨を寄せて下げ、自然な背筋を保ちます。膝がつま先よりも前に出ないよう注意!

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