「黒豆茶」を飲むとどんなメリットがある？肝臓や高血圧、血糖値対策にも (1/2)

最近はコンビニでも気軽に買える黒豆茶。香ばしさや料理の味を邪魔しない点から、ハマっている人も多いのでは。

そんな黒豆茶のメリットについて、管理栄養士・小原水月さんが解説します。

黒豆茶に期待できるメリット1. 肝臓の機能を助ける

肝臓は、私たちが口に入れた有毒なものを解毒する働きをしています。

肝臓の細胞膜や血管内に脂質が増えすぎると、細胞の酸化が進み機能が損なわれたり、動脈硬化を起こしたりしてしまいます。

黒豆茶を飲むと、黒豆の種皮に含まれるポリフェノールが脂肪の蓄積を抑制し、その抗酸化作用で脂質の酸化を防いで、肝臓の機能を助けてくれるのです。

黒豆茶に期待できるメリット2. 血圧・コレステロールを下げる

血圧は、血液を押し出す力によって高い・低いが決まります。血管の内壁にコレステロールが溜まれば、無理に血液を流そうと高血圧になり、逆に血液を押し出す力がなければ低血圧になるのです。

黒豆の煮汁には、血液をサラサラにする働きがあります。

高血圧の患者に継続摂取させたところ血圧が下がったという実験結果もあり、黒豆茶には血圧・コレステロールを下げる働きがあることがわかります。

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