
ヘルス&メンタル
2025年4月29日
今からやっとこ、五月病対策!五月病の原因から考える、連休明けの「仕事行きたくない」予防策 (1/3)
なぜ五月病は、5~6月に起きやすいのでしょうか。その原因は、4月から続く「アレ」であると、社会保険労務士法人レクシード代表・鈴木教大さんは語ります。
五月病の要因は「変化によるストレスの蓄積」
五月病が発生する主な原因は、ストレスの蓄積です。
春は新入生や新入社員をはじめ、異動、新メンバーや業務の追加など、環境がガラッと変わる時期です。それにより人間関係や生活リズムなども大きく変化します。
「変化」はストレスに繋がります。結婚や引っ越し、出産、昇進など“良い変化”であってもです。
変化に対応するだけでもストレスがかかっているのに、周囲との比較や自己評価の低下、新しい環境への不安などが積み重なることもあるでしょう。
そうしたストレスに対して回復が追いつかなくなると、五月病の症状を引き起こすことがあります。
ストレスがかかっても、一時的に耐えることはできる
「ストレス反応」と呼ばれる対抗手段が人体には備わっていますので、ゴールデンウイークまではなんとか持ちこたえることができます。
しかし、連休で一時的に休息を得ることができるとストレス反応も効かなくなり、いわば防御力が下がった状態で連休が明け、またストレスフルな日常がスタートします。
そこに再びストレスが加わると、五月病の症状が現れてしまうというわけです。