
集中力を高める裏ワザ!ガムの“噛むスピード”で仕事の効率が変わる
以前「集中力を高める方法に「ガムを噛む」がいい理由」にて、ガムを噛むことにより集中力向上やストレス解消など多くのメリットがあると語りました。ロッテ調べでは、さらに“ガムを嚙む速度”も関係しているといいいます。
業務内容に応じてガムを嚙むスピードを変えるとさらによし
「ゆっくり」「少し速く」「速く」の3つの噛むスピードと、それぞれがどんなシーンに向いているのかをご紹介します。
ゆったり噛む・・・正確性を高めたいときに
気持ちを落ち着け、丁寧に作業を進めたいときは「ゆったりと噛む」のが効果的です。「間違えたくない」「じっくり考えたい」そんな場面に最適です。
おすすめシーン
・データ分析
・文書作成
・クリエイティブなアイデア出し
少し速く噛む・・・作業効率を上げたいときに
適度なリズムで脳を刺激したいときは、「少し速めに噛む」のがコツ。反復作業や軽いリサーチにもぴったりです。テンポが上がることで集中力が持続しやすくなり、効率的に作業を進められます。
おすすめシーン
・学習、暗記
・資料探しやリサーチ
・繰り返し系の軽作業
速く噛む・・・処理速度を上げたいときに
締め切り直前や、とにかくスピード勝負なときには、「速く噛む」が最適。脳をフル回転させるイメージで取り組みましょう。ただし、疲労も感じやすくなるので長時間の持続は避けた方がベターです。
おすすめシーン
・タイピング作業
・データ入力
・スピードが求められるタスク
改めておさらい! ガムを嚙むと集中力アップに繋がる
メリット1 認知機能課題の正当率と処理速度が向上
ガムを噛みながら認知機能課題を実施すると脳の活性が高まり、 課題の処理速度が速くなるという 結果が出ています。
- 脳血流が高まり、課題を処理する速度や正確性が高まる
- 他の研究ではガムを噛んだ後は音に対して脳も身体も反応スピードが向上
出典: Int J Sport Dent 2020;13(1):80-89.
メリット2 反応速度の向上
ガムを噛むと音に対しての反応速度が向上するという結果が出ています。
- 仕事中にガムを噛むことで噛まない群より、業務効率が上がった
- ガムを噛んでいる人のほうが、仕事中の不注意も減少
出典: Clinical Neurophysiology 2009;120(1):41-50.
メリット3 仕事のストレスが軽減し、不注意や仕事の遅れが改善
ガムを噛みながら仕事をすると仕事の効率が上がり、 仕事中の不注意も減少するという結果が出ています。
- ガムを取り入れたことで仕事中にスマホを触る機会が減ったと回答した人は75%
- 仕事中の脱スマホに有効的であることが明らかに
出典: Biomed Res Int 2015;2015:654806.
<Edit:編集部>