
ライフスタイル
2025年8月1日
男の子のデリケートゾーン、洗うだけじゃダメだった?親も見落としがちな「意外な新常識」 (1/2)
「男の子のデリケートゾーン」を、「きれいに洗っていれば大丈夫」と思っていませんか? 実は、包皮や亀頭などの部位には、洗浄だけでは不十分な“見えにくいトラブル”が潜んでいることもあるのです。
今回は、秀和製薬 代表取締役社長であり、カズ博多クリニック院長・泌尿器科医の平山和秀先生が語る、男の子のデリケートゾーンケアの方法についてお届けします。
男の子もデリケートゾーンケアを意識する時代に
思春期以降、「真性包茎」や「包皮輪狭窄型包茎」などが残っている場合、手術による治療が必要になるケースもあると平山医師は指摘します。
こうした状態は、ただ洗うだけでは解消できないことも多く、早い段階での予防とケアが重要です。
「保護者が積極的にケアに関われる時期は意外と短い。だからこそ、幼少期から“正しいケア”を伝えることが、将来の健康を守る第一歩になるのです」と語ります。
医師が教えるケアは「1分」
ケアといっても、特別なことをする必要はありません。平山先生がすすめるのは、「無理に剥かず、優しく洗って保湿する」という1分ケア。
強引に包皮を剥こうとすることはNG。「痛みや恐怖心が残ると、将来ケアを避けるようになってしまいます。“優しく続ける”ことが、最大の予防になります」。
次:見た目に変化はないが……「見逃しがちなサイン」に注意!
1 2