「かかと歩き」を毎日続けるとどうなる?1週間~1か月で期待できる変化 (1/3)
「かかと歩き」という運動を聞いたことがあるでしょうか。つま先を上げたまま、かかとだけで歩くこのエクササイズは、普段の歩行では意識しにくい「すねの筋肉」に働きかけてくれます。
用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック院長・菊池真大先生監修のもと、かかと歩きを毎日続けることで期待できる効果や、1週間から1か月にかけての変化の目安、正しいやり方まで解説していきます。
かかと歩きで鍛えられる部位はどこ?
かかと歩きで主に鍛えられるのは、すねの前側にある「前脛骨筋(ぜんけいこつきん) 」です。

つま先を持ち上げたまま歩くことで、前脛骨筋に持続的な負荷がかかります。また、バランスを保ちながら歩く必要があるため、足首まわりの筋肉も同時に働きます。
普段の歩行ではあまり意識されない部位に、ピンポイントでアプローチできるのが特徴ですね。
かかと歩きにはどんな効果がある?
つま先を上げて歩くという、いつもと逆の動きを取り入れることで、次のような効果が期待できます。

すねの筋肉(前脛骨筋)の強化をサポート
前脛骨筋は、歩くときにつま先を持ち上げる役割を担っている筋肉です。かかと歩きでこの筋肉を繰り返し使うことで、筋力の強化をサポートしてくれます。
デスクワークなどであまり歩く機会が少ない人ほど、普段使われにくい部位に刺激を感じやすいでしょう。
足首の柔軟性を保つきっかけになる
かかと歩きでは、足首を大きく反らす動きを繰り返します。この動きを継続することで、足首まわりの柔軟性を保つきっかけになると考えられます。足首が硬いと感じている人にもおすすめのエクササイズです。
つまずきにくい歩き方を養うサポートが期待される
前脛骨筋は、歩行中につま先を持ち上げ、地面に引っかからないようにする役割も担っています。この筋肉が弱くなると、つま先が下がりやすくなり、つまずきの原因になることがあります。
かかと歩きでこの筋肉を鍛えることは、つまずきにくい歩き方を養うサポートが期待されます。
かかと歩きは痩せる? 期待できるダイエット効果
かかと歩きだけで痩せるというよりも、歩行の土台を整える運動のひとつと捉えるのが現実的です。
すねの筋肉は、太ももやお尻に比べると小さい筋肉のため、かかと歩き単体での消費カロリーはそれほど大きくありません。とはいえ、前脛骨筋が鍛えられることで通常の歩行がスムーズになり、結果的に活動量が増えるきっかけになる可能性はあります。
「かかと歩きをすれば痩せる」と考えるのではなく、日々の活動量を支える土台づくりの一環として取り入れるとよいでしょう。
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