「リンゴ酢の飲み方」、間違ってない?気をつけたいポイント
リンゴ酢には酢酸が含まれ、食後の血糖値の上昇を緩やかにする働きなどが期待されています。ただし、飲むタイミングや量、飲み方によっては、十分なメリットを得られなかったり、胃や歯に負担をかけたりすることも。
せっかく飲むなら、上手に取り入れたいもの。今回は、リンゴ酢の効果を引き出すために知っておきたい飲み方を、金沢駅前内科・糖尿病クリニック院長 小倉 慶雄先生監修の記事より一部抜粋してお届けします。
リンゴ酢の正しい飲み方
5倍以上に薄めるのが基本
リンゴ酢は原液のまま飲むのは避けましょう。酸性度が高いため、胃への負担が大きくなります。商品に表示された方法に従って水や炭酸水などで十分に薄めて飲みましょう。

炭酸水で割る場合は、コップにリンゴ酢を入れ、炭酸水をゆっくり注ぐのがおすすめです。ペットボトルに直接加えると、泡立って吹きこぼれることがあります。
1日の目安量は15ml
1日の目安量は15ml(大さじ1杯)です。1回で飲んでも、朝食・夕食など2回に分けても構いません。大切なのは継続することです。

そのまま飲むのが苦手な場合は、ドレッシングや酢の物など、料理の調味料として取り入れる方法もおすすめです。
リンゴ酢はいつ飲む?目的別のおすすめタイミング
リンゴ酢は、目的によっておすすめの飲むタイミングが異なります。まずは、目的別のおすすめタイミングを確認してみましょう。
| 目的 | おすすめのタイミング | 理由 |
|---|---|---|
| ダイエット | 食前・食事中 | 食後血糖値の急上昇を抑えやすいため |
| 血糖値対策 | 食前・食事中 | 食後血糖値の上昇をゆるやかにする働きが期待できるため |
| 習慣化 | 朝・夜どちらでもOK | 続けやすい時間帯に飲むことが大切 |
ダイエットなら食前・食事中がおすすめ
ダイエットを目的に取り入れる場合は、食前から食事中に飲むのがおすすめです。酢酸には食後血糖値の急上昇をゆるやかにする働きが報告されており、糖の吸収が穏やかになることで、太りにくい食習慣をサポートすると考えられています。
血糖値対策なら食前・食事中がおすすめ
血糖値対策を目的とする場合も、食前から食事中に摂るのがおすすめです。食事と一緒に約15mlのお酢を摂ることで、食後血糖値の上昇を抑えたという報告があります。
リンゴ酢を飲む時間帯は「朝・夜」どちらでもOK
朝と夜のどちらが優れているかを比較した十分な研究はありません。時間帯にこだわるよりも、毎日続けやすいタイミングを選び、食事に合わせて取り入れることが大切です。
リンゴ酢を飲むときの注意点
リンゴ酢は体に良い習慣として取り入れやすいものですが、飲み方には注意したい点もあります。
胃粘膜への負担
酸性度が高いため、胃粘膜への刺激になりやすい点には気をつけましょう。
酸性の飲料であるため、原液のまま飲んだり、一度に大量に摂取したりすると、口腔内や食道、胃などへの刺激となる可能性があります。
必ず商品に表示された方法に従って水や炭酸水などで十分に薄めて、空腹時の一気飲みは避けてください。
歯のエナメル質への影響
歯への影響も見逃せません。長期間にわたって薄めずに摂取し続けると、歯の表面を覆うエナメル質が傷み、歯が溶ける可能性があるという報告があります。
1日の目安量を守り、薄めて飲む習慣を守っていれば、過度に心配する必要はありません。飲んだ後に軽く口をすすぐと、より安心です。
監修者プロフィール
金沢駅前内科・糖尿病クリニック院長
小倉 慶雄
所属学会
日本内科学会 認定医
日本糖尿病学会 専門医
日本抗加齢医学会 専門医
日本腎臓学会
日本内分泌学会
経歴
平成21年3月 金沢医科大学医学部医学科卒業
平成21年4月 杏林大学病院 初期臨床研修医
平成26年1月 金沢医科大学病院 糖尿病・内分泌内科学教室
平成30年4月 金沢医科大学病院 助教
平成30年9月 金沢医科大学大学院医学研究科 博士課程修了
令和3年1月 金沢医科大学病院学内講師
令和5年6月 Gran Clinic(石川県金沢市)院長
令和6年10月 金沢駅前内科・糖尿病クリニック(石川県金沢市)院長
※自由診療部門は自由診療部門Granとして併設
受賞歴
日本抗加齢医学会研究奨励賞(2018年度)
<Edit:編集部>

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