2026年11月6日

「納豆+ブロッコリースプラウト」は何がいい?一緒に食べるメリットとは

健康によい食品として知られる「納豆」と「ブロッコリースプラウト」。

納豆にはたんぱく質や食物繊維、ブロッコリースプラウトには注目の成分「スルフォラファン」のもととなる成分が含まれています。組み合わせることで、それぞれの栄養素を手軽に摂れるのも魅力です。

一緒に食べることで、どのようなメリットが期待できるのでしょうか。監修は、ブロッコリースプラウトの研究を行い臨床試験も実施している、用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック 菊池真大先生です。

ブロッコリースプラウトと納豆、一緒に食べる効果とは

ブロッコリースプラウトと納豆には、それぞれ異なる健康成分が含まれています。

直接的な相乗効果が確認されているわけではありませんが、腸内環境改善や抗酸化作用など異なる働きを持つため、栄養バランスのよい食べ合わせといわれています。

期待できる効果 理由
抗酸化作用 スルフォラファンが活性酸素を抑える
腸内環境の改善 納豆菌が善玉菌を増やす
血流サポート ナットウキナーゼが血栓を溶かす働き
免疫力サポート 腸内環境改善と抗酸化作用
デトックス スルフォラファンが解毒酵素を活性化

抗酸化作用

ブロッコリースプラウトには、抗酸化成分「スルフォラファン」が豊富に含まれています。

スルフォラファンは体内の抗酸化酵素や解毒酵素を活性化するとされ、体の防御機能をサポートする成分として研究されています。

活性酸素は老化や生活習慣病と関係するといわれています。抗酸化作用のある食品を取り入れることで、健康維持やアンチエイジングをサポートします。

腸内環境の改善

納豆には、善玉菌として働く納豆菌が含まれています。納豆菌は腸内で善玉菌を増やし、腸内環境を整える働きがあります。

腸内環境が整うことで、便通改善や免疫機能のサポートが期待できます。ブロッコリースプラウトに含まれる食物繊維も腸内環境をサポートするため、腸活に適した食べ合わせといえます。

血流サポート

納豆には「ナットウキナーゼ」という酵素が含まれています。ナットウキナーゼには血栓を溶かす働きがあるとされ、血流をサポートする効果が期待されています。

血流が良くなることで、体のすみずみまで酸素や栄養が行き渡りやすくなります。抗酸化作用を持つスルフォラファンと組み合わせることで、血管の健康維持に役立つ食事になります。

免疫力サポート

免疫機能の多くは腸と深く関係しています。腸内環境が整うことで、体の防御機能をサポートする働きが期待されます。

納豆菌による腸内環境改善と、ブロッコリースプラウトの抗酸化作用が合わさることで、健康維持に役立つ食事になります。

デトックス作用

ブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンは、体内の解毒酵素を活性化する働きがあるといわれています。

肝臓の解毒機能をサポートすることで、体内の有害物質の排出を助ける可能性があります。健康管理を意識する人にとって、日常的に取り入れやすい食材といえるでしょう。

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納豆×ブロッコリースプラウトに加えるといいものは? おすすめ組み合わせ

納豆とブロッコリースプラウトは、ほかの食材と組み合わせることで栄養バランスをさらに高めることができます。簡単に作れるおすすめの組み合わせを紹介します。

納豆×ブロッコリースプラウト×キムチ

キムチは乳酸菌を含む発酵食品です。納豆とキムチを組み合わせることで、発酵食品を同時に摂ることができます。

納豆菌や乳酸菌は腸内細菌のバランスを整える働きがあり、ブロッコリースプラウトには腸内細菌のエサとなる食物繊維も含まれています。

発酵食品と食物繊維を一緒に摂れるため、腸内環境を意識した食事として取り入れやすい組み合わせといえます。

納豆×ブロッコリースプラウト×酢

酢には、食後の血糖値の上昇をゆるやかにする働きや、血流をサポートする働きがあるとされています。

納豆に酢を加えると粘りがややなめらかになり、さっぱりとした味わいになるため食べやすくなる点も特徴です。ブロッコリースプラウトを加えることで、抗酸化成分も取り入れられます。

納豆×ブロッコリースプラウト×卵

卵は良質なたんぱく質やビタミンを豊富に含む食品です。納豆と卵を組み合わせることで、たんぱく質や栄養バランスを整えやすくなります。

さらにブロッコリースプラウトを加えることで、抗酸化成分スルフォラファンも取り入れることができます。

ブロッコリースプラウトに含まれる栄養素「スルフォラファン」が多い食品と、効果的に摂るコツ

執筆者プロフィール

用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック院長
菊池真大(きくち まさひろ)先生

慶應義塾大学医学部卒業、東海大学医学部客員准教授、米国ペンシルバニア大学消化器内科元博士研究員、日本アルコールアディクション医学会理事。日本総合内科専門医、日本消化器病学会専門医、日本肝臓学会専門医、日本内視鏡学会専門医、日本人間ドック健診専門医、日本病態栄養学会専門医、日本抗加齢医学会専門医2024年秋、メタボとロコモを同時予防管理する未来志向型クリニックを東京・用賀の地に開業。https://www.youga-naika.com/

<Edit:編集部>