コーヒーに「MCTオイルパウダー」を入れたら、お店のカフェオレっぽくなった|編集部の食レポ (1/2)
ココナッツオイルブームから数年。いま話題なのが、そのココナッツオイルに含まれている「MCT(Medium Chain Triglceride:中鎖脂肪酸)」だけを抽出した「MCTオイル」です。
美容と健康に敏感な層からは「脂肪燃焼をサポートしてくれるから痩せるかも」「腹持ちがいいからダイエットに効果的」などと評判ですが、はたして味や使い心地のほどは。
今回は日清オイリオから発売されているMCTオイルとMCTパウダーを試してみました。
MCTオイルとは
MTC(Medium Chain Triglceride:中鎖脂肪酸)は、ココナッツやパームフルーツなどに含まれる天然成分。母乳や牛乳にも含まれており、非常に消化吸収がよくエネルギーになりやすいのが特徴です。
MTCオイルとは、その中鎖脂肪酸100%の食用油のこと。日清オイリオ公式によると、手術後の流動食や、未熟児のエネルギー補給などに長年利用されているそうです。
日清オイリオの「MCTオイルHC」、味は?
ほぼ無味無臭の透明なオイルです。舐めても味は感じにくいです。小さじ1杯(4.6g)を、コーヒーやスープ、おみそ汁など飲みものに混ぜていただきます。味に変化はありませんが、オイルなので唇にサラッとした油がつきます。気になる人は量を少し減らしましょう。
味の邪魔をしないので、サラダやパスタなどあらゆる料理にかけてOK。ただし生食向けなので、炒めたり揚げものに使うのはNG。「和える」「かける」「混ぜる」で覚えておきましょう。
プロテイン、納豆、鶏むね肉などに加えるのもおすすめです。ちなみに小さじ1杯(約4.6g)あたり約42kcalです。
「MCT CHARGE パウダー」はコーヒーによくあう
ちなみにパウダータイプもあります。オイルだと味が変わらないのですが、パウダーのほうをコーヒーに混ぜると、不思議とコクが出ます。おどろきのおいしさ。一気にお店のコーヒーと見間違える味に変身したかのようです。
一時期話題になったバターコーヒー風というやつでしょうか。カフェオレに混ぜると、まろやかで深みを増した味に仕上がります。
ちなみにパウダーは1本すべて入れたところお腹がゆるくなったので、三分の一ずつ使用すると味もお腹もちょうどよくなりました。コーヒーにしか入れないという場合は、個人的にパウダーをおすすめします。
パウダーは大さじ1杯(約3.4g)あたり約34kcalです。