筋トレ初心者こそ「ケーブルマシン」がおすすめ!その理由と効果的な使い方 (1/2)
筋トレマシン「ケーブルマシン」。ジムのフリーウエイトエリアに設置されていることも多く、使ったことがない人も多そうです。しかし、ケーブルマシンは筋トレ初心者にこそおすすめなのです。
本記事では、ケーブルマシンを使うメリットとトレーニングメニューを紹介します。
ケーブルマシンとは
ケーブルマシンとは、ケーブルを引くことによって負荷を得ることができるマシンです。
種類は多様ですが、両サイドにひとつずつウエイトのついたケーブルが設置してあるタイプが一般的でしょう。ケーブルは片方だけ使う、あるいは両方を使うエクササイズが行えます。
鍛える部分が決まっているマシンと違い、ひとつのケーブルマシンで数多くのエクササイズを行うことが可能です。そのため、さまざまな筋肉を鍛えることができます。
ケーブルマシンのメリット
動きが自由である
マシンでありながら、軌道がほとんど固定されていません。そのため、さまざまな動作でトレーニングを行えます。
フリーウエイトに近い感覚でトレーニングできるでしょう。
トレーニングメニューが多い
ケーブルマシンはケーブルを引くプーリー(滑車)の位置、プーリーの角度、アタッチメント(持つ部分につけるバーやロープなど)が変えられます。
これによって、トレーニングのバリエーションを増やすことが可能となり、ひとつのエクササイズでも何通りものやり方で刺激を変えられます。
安全度が高い
ダンベルやバーベルと同じようなエクササイズができるうえ、不意に体勢を崩しても器具を落とす心配がありません。
そのため安全度が高く、初心者でも気軽に取り組むことができます。
重量変更が簡単である
バーベルにウエイトをつけるといった手間が必要ありません。マシンのためウエイトにピンを指すだけで重量が変えられ、トレーニング時間を短縮することができます。
初心者にもおすすめ! ケーブルマシントレーニング
初心者にもオススメの、ケーブルマシンを用いたエクササイズを紹介します。
ケーブルクロスオーバー
胸の筋肉「大胸筋」を鍛えるエクササイズです。
- ケーブルマシンのプーリー(滑車)を腰の高さにセットする
- 両手でグリップを持ち、マシンに背中を向けて立つ
- 肘を軽く曲げ、角度を変えないままケーブルをカラダの前方に引いていく
- 胸の前で両手を合わせるくらいまで引いたら、元の姿勢に戻す
動作のポイント
姿勢をまっすぐにしたまま行ってください。動作は大きく行い、腕を開いたときに大胸筋がストレッチされる位置で立つようにしましょう。
大胸筋上部を鍛えるのであればプーリー(滑車)は腰より低く、大胸筋下部を鍛えるのであれば腰より高く設定しましょう。
どちらもカラダを垂直に立てて胸の前まで引くようにしてください。