インタビュー
2017年11月13日

「私、マラソンの大会後はしばらく無敵モードになります(笑)」。モデル三原勇希(後編)┃ガチでマラソンに挑む女性たち #3 (2/3)

今、同年代の女の子とマラソンのグループを作って一緒に練習しています。7人くらいのチームなんですが、走ることをイベント化して楽しくやってます。先日も、築地で海鮮丼を食べることをゴールに設定して、夜中の1時頃に渋谷を出発しました。

渋谷から築地って普通だと7キロくらいの距離なんですけど、私たちは「楽しく長距離を走る」をモットーにして20キロくらいは走るようにしているんです。その日は渋谷から表参道、東京タワー、永田町、浅草とかの観光地をぐるぐる回って築地までマラソンするという20キロのコースにして。みんなといるとあっという間に楽しく走ることができますね。

―単に走るのはキツいので別の目的を持てば楽しく走れますね。

私以外のメンバーもみんな大会に出ているので、頻繁にそういう練習をやって楽しく長距離を走るようにしています。大会がないときは週に2日くらい5キロ~10キロを走っていますが、大会の2ヶ月~3ヶ月前にはしっかり長距離を走るようにしていますね。

なにも言わないコーチが私には合っていた

―音楽好きの三原さんですが、練習するときも音楽は欠かせないですか?

そうですね。アルバム1枚を聞きながら走ることもあるので、私にとっては欠かせないですね。マラソン時に聴くのは走るテンポに合った明るめの曲。ロックもヒップホップも聴きます。普段走っている景色も音楽と相まって違う景色に見えるし、走るときのテンポを管理するのにも役立ちます。

―三原さんのコーチはどんなタイプですか?

まわりを見てるといろんなタイプのコーチがいるんですが、私のいつもお世話になっているコーチは本当になにもいわないタイプです。ただ一緒に走ってくれるだけ。でも、それが私には合っていたんです。大会で一緒に走るときも「私はこれくらいのタイムで走りたい」と伝えると、「オッケー」ってそれだけ(笑)。今のコーチが一番合っているんだと思います。

▲お気に入りのウェアと靴を着てパチリ

―練習時のお気に入りのコースを教えてください。

一直線の道はあまり好きじゃないんです。大きい公園とか街中を走る方が好きですね。街中で長距離を走るときには、信号が青だったらその方向に進んで、赤だったら曲がって別の方向に進んで、といった具合にどんどん遠い方まで走って行きますね。目標の距離を走り終えたら、帰りは普通に電車で帰ってくればいいのでゲーム感覚で走れます。

マラソンで結果を出すことで、自分を誉められるようになった

―マラソンで得た学びはどんなことですか?

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