停滞期?むくみ?「食べてないのに痩せない」理由│ダイエット中の正しい食事方法 (1/2)
痩せるために食事に気を付けて、サラダを食べないようにしたり、糖質を控えるなどしても、なぜか痩せない。なんで? とお悩みの方は少なくないでしょう。
食べてないのに痩せないという人は、「食べてないから痩せない」のかもしれません。この記事では、食べてないのに痩せない理由や、食べて痩せるためのポイントを解説します。
なぜ?食べてないのに痩せない理由
食べていないのに痩せないのは、体に必要な栄養素がきちんと摂れていないからであると考えられます。
痩せるためには、必要な栄養素をきちんと摂ることが大事です。必要以上に食事制限すると、基礎代謝が落ちて痩せにくい体になってしまいます。
基礎代謝とは、安静時でも消費されるエネルギーのこと。基礎代謝が高いほど多くのエネルギーが消費されるため、痩せやすくなります。
次に、食べないことで基礎代謝が落ちる理由を詳しく解説します。
理由1 体が省エネモードになる
食事をまともに食べないと、栄養がきちんと摂れません。そうなると、体が少ないエネルギーで生きていけるように「省エネモード」になり、基礎代謝が落ちてしまいます。
ダイエットに停滞期があるのも、これが理由です。
体が省エネモードになると、痩せにくいどころか、通常の量を食べた時にカロリーオーバーになりやすく、太りやすい体になってしまいます。
理由2 筋肉が減る
食べてない状態が続くと、筋肉の材料であるタンパク質や、エネルギー源となる炭水化物などの必要な栄養素が不足して、筋肉の減少につながります。筋肉が減るというと、一見痩せそうに感じるかもしれませんが、実は逆。
基礎代謝量の中でも、より多くのエネルギーを消費してくれるのが筋肉です。そのため、筋肉が減ると、消費カロリーも減って、痩せにくい体になってしまいます。
基礎代謝を上げるには、筋肉を守ることが大事なのです。
食べてないのに痩せないのは「むくみ」のせい?
食べてないのに痩せない場合、むくみが原因である可能性も考えられます。
食事量が極端に少ない場合、体に必要な栄養素が不足し、むくむことがあります。特に、体内でアミノ酸(タンパク質)が不足すると、むくみが生じやすいです。
また、食事を十分に摂らないことで、ビタミンやミネラルのバランスが崩れます。これも、体内の水分量に影響を与えて、むくみを引き起こす原因になります。
食べてないのに痩せない人によくあるNG行動
NG行動1 極端な食事制限をする
極端に食事量を減らしたり、カロリーを抑えたりするのは逆効果。先述した通り、基礎代謝が低下し、痩せない体になってしまいます。
栄養バランスや食べる順番など、ポイントを押さえながらきちんと食べることこそが、痩せるための近道です。
NG行動2 活動量が少ない
当たり前ですが、食べる量が少なくても活動量が少なければ、「摂取エネルギー量>消費エネルギー量」となり痩せません。
ダイエットには食事は大事ですが、運動をして消費エネルギー量を増やすのも大事です。
階段を使う・一駅分歩くなど、日常生活の中で活動量を増やしましょう。
NG行動3 生活習慣が乱れている
不規則な生活を送っていると、自律神経が乱れてしまいます。自律神経が乱れると、交感神経の働きが衰えるため、基礎代謝が低下し、痩せにくくなってしまいます。
自律神経の乱れは、生活習慣の他にも、以下などによっても生じると考えられます。
- ストレス
- 女性ホルモンの分泌量の変化