インタビュー
2018年1月23日

人気プロレスラー紫雷イオの“女性らしさ”へのこだわりとは?「女性は人に観られるときれいになります」(後編) (2/3)

「プロレスラーなのですが、女性なので、うまく脂肪を残すという逆転の発想もありだなと気づきました。女性だから、『柔らかい、触りたい』と思ってもらえるようなボディを作ることも大事じゃないですか。ウェイトトレーニングを突き詰めてしまうと筋肉が固くなってしまうので、やり過ぎはよくないなと感じました」

 女性らしい体作りを意識するようになってから、男性にもモテるようになったそう。

「筋肉をつけていた時期もあったのですが、飲み会とかで『ゴリゴリだね。すごいね』と言われても、話のネタにはなるのですが、モテには繋がらなかったです(笑)。『練習をさぼって、ちょっと太っちゃったな』というくらいのときは、不思議なもので、飲み会でも、『なんか、女性らしくて、いいね』とか言われたりします(笑)」

 「筋肉をつけなきゃと思ってしまうと、ストイックになってしまいがちだと思うのですが、男性目線だと、意外とそういう女性がいいわけではないみたいです。なので、楽しんでスポーツをやっているうちに、ちょうどいい体形が見つかってくるので、突き詰めてしまうよりは、気持ちを楽にしてトレーニングをした方がいいと思います」とアドバイス。

「女性は人に観られるときれいになります」

▲1st写真集「素顔」(ワニブックス)

 強さと美しさを兼ね備える紫雷さんは、2017年12月16日には、1st写真集「素顔」(ワニブックス)を刊行しました。雑誌のグラビアを飾ったことなどはあったものの、ここまで本格的なグラビア写真集は初だそう。

 「写真集では、試合中にはできない女性らしい表情をしていますし、女性としての瞬間をきれいに切り取ってもらえました」と出来栄えに大満足の様子。「写真集を観た人から、『お尻がすごくきれい』と言っていただいています。今までは『お尻が大きくて嫌だな』と思っていたのですが、プロレスは下半身がとても大事なので、めちゃくちゃ鍛えています。普段のトレーニングがそのままヒップアップになっていたのかな」と声を弾ませます。

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