インタビュー
2018年3月19日

クロスフィットトレーナーAYAが語る“アスレジャーのススメ”。「トレーニングを続けることでカラダが変わり、自信につながり、ファッションも変化していく」 (3/3)

そうですね……。タンクトップの下を結んで、お腹をチラ見せしてみるとかはどうでしょう? 肌を出すことに対して勇気が出ないという人でも、ちょっとだけなら頑張れそうですよね。肌が見えると健康的な印象が与えられるので、少しだけでもいいのでぜひチャレンジしてみて欲しいですね。

——スタイルに自信がない人にとってアスレジャーはハードルが高いファッションだと思っていましたが、チラ見せくらいなら挑戦できそうです。

そうですよね。たとえスタイルに自信がなくてもどんどんアスレジャーに挑戦してほしいと思っています。私はロサンゼルスがすごく好きで年1回は必ず訪れるんですけど、現地では体が大きい人が多いんですね。でもロスではフィットネスという文化が根付いていて体を動かすことが習慣化しているから、みんな平気でアスレジャーを楽しんでいます。“トレーニングしている”という自信があるから、そういう格好をしても恥ずかしくないんでしょう。だから、アスレジャーが恥ずかしいと思っている人は、何か自分の自信になるきっかけを見つけられれば、堂々と着こなせるんじゃないでしょうか。

——日本では体型を隠すファッションが主流ですよね。

タイトな服を着ると体のラインが強調されるから隠すんですよね。でもそうではなくて、誰しも素晴らしい体をしているんだから、自信を持って見せられる文化に変えていきたいなと思います。とはいえ、自信って何もせずに身につくものではありません。だから、トレーニングにチャレンジしてもらいたいんです。私がアスレジャーを発信するのも、日本の女性たちに『こういう格好してみたいな、じゃあトレーニング頑張ろう』って思ってほしいから。トレーニングを続けていけば体は変わり、自分に自信がついてファッションも変化していくはずです。たとえ今スタイルに自信がなくてもこれから頑張ればいい。恥ずかしいからってアスレジャーを楽しめないのは、もったいないと思います。

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[プロフィール]
AYA/1984年生まれ。クロスフィットトレーナー。リーボック ブランドアンバサダー。体育大学を卒業後、フィットネスインストラクターになり、同時にモデルとしても活動。その後、運動強度の高いアメリカ発祥のトレーニング「クロスフィット」と出会い、単に細いだけではなくタフに引き締まったカラダを理想とするようになる。現在、「Reebok CrossFit Heart & Beauty」でトレーナーとして、タレント・モデルをはじめとして、男女を問わずカラダへの意識の高い多くのクライアントを担当。著書に『AYA ボディメソッドBASIC〜DVD付き AYAトレ決定版 ベーシック編』(講談社)など。4月に『美筋をつくる最後のひと押し! AYAごはん』(KADOKAWA)発売予定。

<Text:服部桃子(アート・サプライ)/Photo:有坂政晴(STUH)>

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