バターコーヒー
ウェルネスフード
2026年6月24日

バターコーヒーを続けた結果どうなる?2週間・1ヶ月・3ヶ月で見られる変化と注意点 (2/3)

バターコーヒーを続けるとどんな変化がある?

バターコーヒーを続けた結果として語られる変化の多くは、朝食をバターコーヒーに置き換えたケースで見られるものです。

体重や体調の変化には個人差があり、食事全体の内容や運動習慣も大きく関係します。ここでは、医学的に考えられる変化を期間別に見ていきましょう。

2週間続けた場合

飲み始めて2週間ほどでは、次のような変化を感じる人がいます。

・空腹感が減る
・間食が減る
・集中しやすくなる
・体重が少し減る
・下痢や胃もたれが起こる

バターやMCTオイルに含まれる脂質は、胃の中にとどまる時間が比較的長く、満腹感につながりやすい特徴があります。

そのため、飲んだ後の空腹感が軽減し、自然と間食が減る人もいます。

また、集中力が高まったように感じる人もいます。バターコーヒーは「脳に良い」「頭が冴える」と紹介されることもありますが、これはバターそのものの効果というより、コーヒーに含まれるカフェインの覚醒作用や、朝に糖質を多く摂らないことで血糖値の変動が少なくなることなどが関係している可能性があります。

一方で注意したいのが胃腸への影響です。特にMCTオイルを多く入れると、下痢や腹痛、吐き気、胃もたれ、胸やけなどを起こすことがあります。

1ヶ月続けた場合

1ヶ月ほど続けると、朝食の内容によっては体重の変化を感じる人もいます。

たとえば、菓子パンやシリアル、砂糖入りのカフェラテなどを朝食にしていた人が、朝食をバターコーヒーに置き換えた場合、1日の総摂取カロリーや糖質量が減ることがあります。その結果、体重が落ちたと感じることがあります。

ただし、これはバターコーヒーが直接脂肪を燃やしたというより、朝食の置き換えによって摂取カロリーや糖質量が減った影響と考える方が自然です。

反対に、普段の朝食に加えてバターコーヒーを飲むとカロリーが増えるため、体重増加につながる可能性もあります。

3ヶ月続けた場合

3ヶ月ほど続ける場合は、体重だけでなく、血液検査の変化にも注意が必要です。

確認したい項目は以下のとおりです。

・LDLコレステロール
・HDLコレステロール
・中性脂肪
・血糖値
・HbA1c
・肝機能

バターには飽和脂肪酸が多く含まれます。飽和脂肪酸を摂りすぎると、体質によってはLDLコレステロールが上がる可能性があります。

LDLコレステロールはいわゆる「悪玉コレステロール」と呼ばれることが多く、動脈硬化や心血管疾患リスクと関係します。

健康な人が短期間飲む場合には大きな問題が出ないこともありますが、脂質異常症や糖尿病、心血管疾患のリスクがある人では、自己判断で毎日続けるのはおすすめできません。

バターコーヒーで痩せる人・痩せない人の違い

バターコーヒーを続けても、すべての人が体重減少を実感するわけではありません。体重の変化には、バターコーヒーそのものではなく、食事内容や摂取カロリーの変化が大きく関係します。

痩せる人の特徴

バターコーヒーで痩せたと感じる人には、次のような特徴があります。

・朝食をバターコーヒーに置き換えている
・間食が減っている
・糖質摂取量が減っている
・1日の総摂取カロリーが減っている

朝食をバターコーヒーに置き換えることで、菓子パンやシリアルなどから摂っていた糖質やカロリーが減ることがあります。また、脂質による満腹感で空腹を感じにくくなり、自然と間食が減る人もいます。

体重が減った場合も、バターコーヒーそのものの効果というより、食事全体の摂取カロリーや糖質量が減った影響と考えるのが自然です。

痩せない・太る人の特徴

一方で、次のようなケースでは体重が減りにくくなります。

・普段の朝食に加えてバターコーヒーを飲んでいる
・バターやMCTオイルを入れすぎている
・間食や他の食事量が変わっていない
・摂取カロリーが消費カロリーを上回っている

バターやMCTオイルは脂質のため、少量でも高カロリーです。朝食の置き換えではなく追加で飲んだ場合は、総摂取カロリーが増えてしまい、体重増加につながる可能性があります。

飲むだけで脂肪が燃えるわけではない

バターコーヒーには「脂肪燃焼をサポートする」「痩せやすくなる」といったイメージがありますが、飲むだけで体脂肪が減るわけではありません。

体重や体脂肪の変化は、摂取カロリーと消費カロリーのバランスによって決まります。そのため、バターコーヒーを取り入れる場合も、食事全体の内容や運動習慣を含めて考えることが大切です。

バターコーヒーは本当に脂肪燃焼をサポートする?

バターコーヒーは「脂肪燃焼を助ける」と紹介されることがあります。その理由のひとつがケトン体です。ここでは、ケトン体との関係や、ダイエットへの影響について見ていきましょう。

ケトン体は脂肪燃焼と関係する?

ケトン体とは、糖質が少ないときに体が脂質をエネルギーとして利用する際に作られる物質です。

特にMCTオイル入りのものは、ケトン体の生成と関係する可能性があります。MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、一般的な長鎖脂肪酸よりも速やかに肝臓で代謝され、ケトン体の材料になりやすいとされています。

そのため、糖質制限中やケトジェニックダイエット中にMCTオイルを摂ると、ケトン体が増えやすくなる可能性があります。

ケトン体が増えても痩せるとは限らない

しかし、ここで注意したいのは、ケトン体が増えることと、体脂肪が減ることは同じではないという点です。

ケトン体が作られていても、1日の摂取カロリーが消費カロリーを上回っていれば、体脂肪は減りにくくなります。脂肪燃焼や体重減少には、バターコーヒーだけでなく、食事全体の内容、糖質量、摂取カロリー、運動量、睡眠、筋肉量などが関係します。

つまり、バターコーヒーについて医学的に言えるのは、次のようなことです。

MCTオイル入りのバターコーヒーは、低糖質食と組み合わせた場合にケトン体生成を補助する可能性があります。一方で、バターコーヒーを飲むだけで脂肪が燃えて痩せるとは言えません。

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次:バターコーヒーのおすすめの飲み方

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