
ヘルス&メンタル
2025年5月7日
「働いてるだけなのに、なんでこんなにしんどい?」心を病みやすい職場の特徴とは (2/3)
こんな症状は心の不調サイン!
心を病みかけているサインは、気づきにくく、我慢してやりすごしてしまいがちです。
以下の症状が続くようであれば、職場環境がストレス源となっている可能性があるサイン。無理を続けると、適応障害やうつ病など深刻なメンタル不調につながることもあります。
- 朝、会社に行くのが異常におっくうになる(涙が出る、日曜日が非常に憂うつなど)
- ミスが怖くて仕事に集中できない
- プライベートでも仕事のことが頭から離れない
- 寝ても疲れが取れない、食欲がない
- つねに自分を責める、自己攻撃してしまう
- 感情が不安定になりやすくなる(突然涙が出る、強烈な怒りなど)
- 腹痛や吐き気、頭痛、心因性の咳などが止まらない
心理的安全性が高い職場は、メンタル不調になりにくい。職場でできる対策とは
では、メンタル不調の社員を出さないために、職場でできることとして、どんなものがあるでしょうか。
職場の環境改善には、まず「声をかけ合う文化作り」が大切です。それにより心理的安全性が生まれ、相談しやすい環境作りが可能となります。
心理的安全性とは
心理的安全性とは、自分の意見や疑問、不安を周囲に安心して伝えられる職場の空気や関係性のことです。
「否定されない」「馬鹿にされない」と感じられることで、チームの信頼やパフォーマンスが高まりやすくなります。
心理的安全性が低い職場のまま、さまざまな対策を行ったとしても、あまり効果は期待できないでしょう。土がよくないと芽吹きは難しいのです。
心理的安全性を高める方法
では、心理的安全性を高めるために、どんなことを意識するとよいでしょうか。
相手の話を否定せずに「受け止める」姿勢を持つ
心理的安全性を高めるためにもっとも大切なのは、「相手を否定せずに受け止める姿勢」です。
どんな意見や感情も、まず「そう感じたんだね」「意見をくれてありがとう」と受け止めることで、「ここでは自分の意見を言っても大丈夫」と思える安心感が生まれます。
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