
ヘルス&メンタル
2025年3月18日
子どものEQ(心の知能指数)を下げてしまう「親のNG言動」とは (2/5)
「ダメ」「やめなさい」「意味ない」などと頭ごなしに否定する
例:「そんなことやっても意味ない」「また失敗するよ」
失敗や挑戦を頭ごなしに否定されると、子どもは「自分の選択に意味はない」「自分はダメな人間だ」と感じやすくなります。自己肯定感が低下し、チャレンジ精神が育ちません。
OK例:「どうしたらうまくいくか一緒に考えよう」「○○した理由を教えてくれる?」
「なんでこんなこともできないの?」と比較・否定する
例:「お兄ちゃんはできてるのに、どうしてあなたはできないの?」「こんなこともできないの、皆できてるよ」
他人と比較されると、自己肯定感が下がり、自分への自信を失いやすくなります。他人の目を過度に気にするようになり、ストレス耐性が弱まります。
OK例:「前より上手になったね」「頑張ったね」
「うるさい」「後で」と子どもの話を無視する
例:「後にして」「忙しいから黙ってて」
子どもの話を無視されると、「自分の存在は重要ではない」と感じやすくなります。他人とのコミュニケーションでも「どうせ話しても無駄」と感じ、会話を避けるようになります。
OK例:「今は少し忙しいから、〇〇が終わったらちゃんと聞くね」
「○○してくれたらいい子」など、条件付きの愛情を与える
例:「テストで100点取ったらおもちゃを買ってあげる」「○○しないと嫌いになるよ」
「結果を出さないと愛されない」と感じると、子どもは自分の感情より「他人からの評価」に過剰に依存し、自分の価値を見失います。
OK例:「結果に関係なく、あなたが頑張ったことを素敵だと思ってるよ」