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現役インストラクターが明かすキッズダンス上達のコツ (1/2)

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 2011年より段階的に小中高で必修科目となったダンス。音楽に合わせて身体を動かすダンスには単純な運動神経だけでなく、リズム感や柔軟性、表現力なども求められます。ダンスが苦手な子はどうすれば上達するのか? 苦手意識を克服するコツやダンスを習うことのメリットとは? 

 そんな疑問を、20年にわたって子どもたちにダンスを指導してきたTK DANCEを主宰する立道久美子さんと、女優でありTK DANCEのインストラクターも務める立道梨緒奈さんの母娘にぶつけてみました。

ダンスが苦手な子はリズム感に難あり

 TK DANCEがスタートしたのは、世が「SPEEDブーム」だった1998年。キッズダンスという言葉が今ほど浸透していなかった時代です。下は幼稚園の年中から、上は中学3年生を対象にダンス教えてきた立道久美子さん。ダンスが苦手な子どもに共通点はあるのでしょうか。

▲TK DANCE主宰の立道久美子さん(左)と、女優・インストラクターの立道梨緒奈さん(右)

「やっぱり苦手な子は振り付けが覚えられないんですね。なぜかというと、リズムに乗れないからです。たとえば学校で習う『ちょうちょう』の歌で、“タン、タン、タン、タン”という通常のリズムは取れますが、“ン・タン、ン・タン、ン・タン、ン・タン”という裏取りになるとできなくなってしまうんです」(久美子さん)

 「裏取り」とはワンテンポ遅れたリズムのこと。“ン・タン、ン・タン、ン・タン、ン・タン”と“ン”を入れてワンテンポ遅らせることを指します。「裏打ち」、「裏拍を取る」などとも言います。

「裏取りに慣れないうちは“ン・タン、ン・タン”の“ン”で首だけ前に出てしまったりするので、スムーズにリズムを取るためにはある程度の練習が必要ですね」(梨緒奈さん)

 ではリズム感を身につけるにはどうすればいいのでしょうか。

「親御さんが音楽好きな子はリズム感がありますね。赤ちゃんのころから自然に音楽に触れることは大切です。スキップとかゴム跳び、足ジャンケンなどはリズムや歌に合わせて足を動かすので、それも効果的ですね」(久美子さん)

 リズム感を身につけるための音楽といってもダンスミュージックである必要はなく、流行のJポップやアニソンでもよいとのことです。家で音楽を流しながら、手拍子を合わせるところから始めていきましょう。

▲アニメ好きの梨緒奈さん。2017年に放送された『クジラの子らは砂上に歌う』の曲をレッスンで使うときもあるそう

普段の遊びを通してダンスに必要な感覚を養う

 リズム感、体幹、バランス感覚など、ダンスに必要な感覚を養うには、親子で日々の遊びを通して身につけることが有効であると久美子さんは話します。どんな遊びがあるのか、具体的にピックアップしてもらいました。

・飛行機

 親が仰向けに寝転んで両足を上げ、足の裏で上に乗る子どものお腹を、両手で子どもの腕を支えるおなじみのポーズです。慣れないうちは足の裏ではなく、膝を曲げてすねの部分で子どもを支えても大丈夫です。体幹とバランス感覚が鍛えられます。

・かかしバランス

 両手を横に伸ばした姿勢で子どもを立たせ、親が後ろにまわって子どもの脇の下から腕をしっかりと支えて前後、左右に子どもを揺らしてみましょう。床ギリギリまで左右に倒してみたり、強弱をつけたりすることで、子どもの体幹とバランス感覚が鍛えられます。

・片足を上げて太ももの下で手を叩く  

 歩くときは足を高く上げて、太ももの下で手を叩きながら歩いてみましょう。慣れないうちは足が上がらなくてちょっと不格好になりがちなので、友だちとやると盛り上がること必至です。体幹、リズム感、柔軟性が鍛えられます。

・座位バランス、片足バランス

 「座位バランス」は体育座りの状態から、背筋をまっすぐにして両手を左右や上方向に伸ばし、手を軽く回したりします。このとき両膝が離れたり、背中が丸まったりしてはNG。

 「片足バランス」は片足を曲げて立ち、静止したまま両手を左右や上に伸ばしてバランスを取ります。曲げた足と伸ばした足が離れないよう両足を密着させ、背筋を伸ばして美しい姿勢をキープします。慣れてきたら曲げた足の太ももが水平になるまで足を上げてみましょう。

 応用編として、1~15まで数字を数える中で、1~5は手を横に、6~10は手を上に、10~はつま先立ちになる、などのアレンジを加えてもいいでしょう。

「梨緒奈が子どものころは、これらの遊びを一緒にやっていました。小さい頃から親が一緒に身体を動かす習慣をつければ、ダンスに限らずスポーツ全般に役立つでしょう」(久美子さん)

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