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運動後の子どもには、ボディケアが大切。親子で行う「パーソナルストレッチ」のすすめ (1/2)

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 2020年の東京オリンピック・パラリンピックはすぐそこ。アスリートの活躍にも触発され、子どもたちはよりいっそう、スポーツや部活に気合いが入っていることでしょう。しかし、きちんとトレーニング後の体のケアまで行っているでしょうか。疲労を持ち越して次の練習に入っていたり、ケアをスポーツクラブや部活任せにして、家庭では放置していませんか? ここでは、スポーツ後の体のケアについてお伝えしていきます。

子どもであってもトレーニング後のケアは必要

 プロのアスリートは、体のケアを目的とするだけでなく、パフォーマンス向上のためにもトレーナーにストレッチをかけてもらうことがあります。あれだけ体格がしっかりしているプロアスリートでさえ、ケアを必要としているのです。まだ体ができていない子どもなら、それ以上にケアが必要なはずでしょう。

 以前、筆者はストレッチ専門店でパーソナルトレーナーをしていました。来店者には何人か子どもがいましたが、彼・彼女らは決まってケガの悩みを抱えていました。ちなみに、ケガ予防や疲労回復など「ケア」のために通っている子どもは1人だけ。多くの子どもは、こうした店ではなく、家庭でケアを行っているのかもしれません。

マッサージケアだけでは不十分

 家庭でケアする際には、おそらくマッサージが多いでしょう。しかし、それだけでは回復しません。大人でも経験があると思いますが、マッサージしたときは気持ちいいものの、しばらくすると元の状態に戻ってしまうのです。

 マッサージは、筋肉が動く方向に対して垂直方向に圧をかけます。そうすることで、ほぐしたり緩めたりできますが、あくまで垂直方向へアプローチをするだけです。そのため、筋肉の動きに関してはあまり変わりません。ケアとしては、筋肉の動く方向にアプローチする「伸ばす動作」が必要なのです。

筋肉の働き方と必要なケア

 なぜ、筋肉の動く方向へアプローチする必要があるのでしょうか。それには、筋肉の働き方が関係しています。筋肉は “縮む”という働きしかできず、縮むことで力を発揮します。伸ばされることはあっても、自ら“伸びる”という働きはないのです。

 もう少し筋肉の仕組みを説明してみましょう。筋肉は1つの筋肉だけで動くことはなく、表の筋肉と裏の筋肉が対になって働きます。たとえば肘を動かす筋肉は、「上腕二等筋(=力こぶの筋肉)」と「上腕三頭筋(=二の腕の筋肉)」という、2つの筋肉が関係しています。肘を曲げるときは力こぶの筋肉が縮み、二の腕の筋肉の力が抜け、結果的に二の腕の筋肉は引き伸ばされるというわけです。

 逆に肘を伸ばす際には二の腕の筋肉が縮み、力こぶの筋肉の力が抜けることで、結果的に力こぶの筋肉は引き伸ばされます。つまり筋肉は、自ら伸びるという動作ができません。繰り返し動くことで筋肉は縮み、伸びづらくなります。そのため、強制的に伸ばしてあげるしかないのです。

次ページ:親子でストレッチをすると効果的

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