2019年1月12日
科学の力で、子どもの運動能力を開花。新機軸の“スポーツ塾”が東京・豊洲に開校 (2/4)
標高2500m相当の低酸素環境でトレーニング
アローズジムならではの施設と言えるのが、標高2500m相当の低酸素環境を再現する「低酸素マラソントレーニング」(20分間)。過酷な条件に身を置いて走ることで、持久力を効率的に向上させます。マスクを装着すると、富士山の5合目あたりの酸素量になるとのこと。もちろん、当日の子どものコンディションには最大限の注意を払いつつ、トレーニングが行われているそうです。
▲低酸素マラソントレーニングの様子
このほか、動体視力や反射神経の養成も考えられています。「スポーツビジョントレーニング」(20分間)では、プロが実践しているソフト(アローズアイ)を使用。表示された数字を記憶して正確に回答する、点滅した光をできるだけ速くタッチする、といったトレーニングを通じて、スポーツに必要な眼の能力を鍛えていきます。
▲スポーツビジョントレーニングの様子
授業は上記の4つのトレーニングを、数人のグループで順番に周る内容(合計80分)。月1回の運動能力測定(フィールドテスト)の結果をもとに、次の目標が明確化されるシステムです。
一方で中高生コースでは、より専門的なトレーニングを実施。部活動やクラブチームにおける競技レベルの向上を目指しており、14競技超のプログラム(陸上短距離、長距離、野球、サッカー、テニス、柔道、水泳、卓球など)に対応しています。なおトレーナーには、体育大学の出身者やスポーツジムで経験を積んだスタッフを多く揃えているとのことでした。