シューズ選びの重要なポイントとは?アスリート目線、ママ目線から思うこと│寺田明日香の「ママ、ときどきアスリート~for 2020~」#21 (1/3)
みなさん、こんにちは! 陸上競技の寺田明日香と申します!
3月になり、温かい日も増えてきました。私のシーズンインも少しずつ近づいてきましたが、MELOSの読者のみなさんのなかにも、マラソン大会などスポーツのイベントを控えている方がたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
また、年度末&新年度に向け、さまざまな準備に追われているのではないでしょうか(私は確定申告に追われています……)。
今回の記事は、スポーツをはじめてみよう! と少しでも考えている方や、スポーツのイベントを控えている方、また、お子さんのシューズについて悩んでいる方に向けて、アスリート&ママの目線から、選ぶときのポイントやシューズ・靴の重要性について書いていきたいと思います。
最後まで、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします!
効果的なシューズの履き方のポイントとは?
さて、最初にみなさんに思い返していただきたいことがあるのですが、靴を履くとき、どのように履いているでしょうか?
その日に履く、靴やスニーカーの種類にもよりますが、履き方には、人それぞれに癖があります。例えば、座って履く(または立ったまま履く)、靴べらを使う、靴紐はゆるめる(きつめにする)、かかとを踏む、などなど……。
靴を履くというのは無意識的に行われているので、改めて考えてみるとさまざまな癖が見えてくるかもしれません。ここで、私がおすすめしたい履き方のポイントをふたつ紹介します。
ひとつめは、可能であれば一度、座って靴に足を入れること。
ふたつめは、靴に足を入れたらかかとでトントンすること。
立っているときと座っているときでは、少しだけ足の形が変わります。座った状態の足は、重力がかかっておらずリラックスしているので、靴を合わせやすくなります。また、その状態でかかとをトントンして、かかとからしっかりとフィットさせることで、靴と足のフィット感は格段に増します。また、つま先側のスキマをチェックできるので、“自分に本当に合っている靴”を探しやすくなるのです。
このふたつのポイントは、大人でも子どもでも使えますよ!