ゲーム感覚でボルダリング!コナミが導入した日本初のプロジェクションマッピングってなんだ? (1/2)
「コナミスポーツクラブ川越」に2017年9月、プロジェクションマッピングを使ったスポーツクライミング施設がオープンしたのをご存知でしょうか。
プロジェクションマッピングとスポーツクライミングを融合したシステムは日本では同施設が初導入になるといい、ゲーム的な要素をクライミングに加えることで、スポーツクライミング初心者や子どもたちが楽しみながらトレーニングを行える環境を作ることが狙いであるようです。
さっそく「コナミスポーツクラブ川越」にお邪魔し、テクノロジーの力でこれまでのクライミングがいかに進化し、いかに楽しめるものになったかをレポートします。
スポーツクライミングが東京五輪の正式種目に!ボルダリングは今が旬のスポーツ
スポーツクライミングは2020年に開催される東京オリンピックの正式種目に採用されていることでも話題です。コナミスポーツクラブ川越では「ボルダリング、リード、スピード」からなる3種類のスポーツクライミングのうち、高さ5メートル以下の壁に設定された複数のコースを制限時間内にいくつ登れるかを競うボルダリングを楽しむことができます
施設内にはボルダリング用の壁(クライミングウォール)がコの字型に配置。壁にはカラフルで可愛らしいホールドがたくさん設置されています。
同施設には多面壁や垂壁という90度~119度の壁、スラブと呼ばれる90度以下の初心者向けの壁など11面が用意されており、初心者から経験者までボルダリングを思いっきり楽しめます。
ボルダリングは健康維持や体を鍛えることにも役に立つ、今最も旬なスポーツであることが伺えますね。
プロジェクションマッピングを使ってどんなボルダリングを楽しむの?
施設の壁面の一角には大型のプロジェクションマッピングの装置が設置されています。壁面に投影されるさまざまなルートにチャレンジし、チャレンジ後にビデオフィードバックを使って自分のクライミングを確認できる「ルートクライミング」や、プレーヤー2人で投影されたボールをホッケーのように打ち合う「対戦型のゲーム」、また、壁面のさまざまな場所に出現するキャラクターをタッチしてハイスコアを競うゲームなど、楽しいゲームが多数用意されています。
ゲームを楽しんでいるうちにクライミングの技術を自然と身に着けられるところが魅力でしょう。
ボルダリングの魅力は? そしてどんな楽しみ方ができるの?
同施設にはプロクライマーの清水広明さんほか、たくさんのインストラクターが働き、ボルダリング初心者から本格的に楽しむ利用者まで幅広い参加者をサポートしています。インストラクターの一人、長澤敦史さんにボルダリングの魅力や同施設の使い方などを紹介してもらいました。