
美容院で話したくない派。「会話をしない客」に対する美容師のホンネは? (1/2)
美容室で、美容師にあれこれ話しかけられるのが苦手な方もいますよね。でも、「会話が続かないお客さんは、楽しくない」と思われてしまうのでしょうか? 全国のスタイリストさんに答えていただきました。
Q.今回のお悩み「美容師さんとの会話が得意ではないのですが、美容師さんからすると会話をしない客は楽しくないですか?」
私は美容師さんとの会話があまり得意ではありません。どちらかというと、黙々と真剣に髪を切って整えてほしいと思っています。なので、日常会話はなくても全然OKなのですが、美容師さんからしたら会話をあまりしないお客さんはどう見えるのでしょうか。
会話が続かないお客さんは楽しくないお客さんで、一生懸命になりにくいものでしょうか。美容師さんにもよると思いますが、ぜひ意見を聞かせていただければと思います。
(男性 40歳)
美容室での会話は、髪の好みや悩みを美容師が知るための手段
美容師が髪を切っている時に話しかけるのは、髪の好みや悩みを知るための手段という回答が挙がっていました。
「個人的な意見でよろしければ…美容師としても、会話の苦手な方の空気を察して、あまり必要以上に話しかけないよう努めます。しかし髪の毛の話しだけをしてしまうとどうしても無愛想になり、お客様の好みが読み取りづらくなってしまいます。お客様との会話は、美容師がよりお客様の髪の好みや悩みを、言葉にできない部分から読み取るための手段とも言えます。」(沖縄県/名護 ヘアメイク クープ びぃまた店)
会話が弾まなくても、美容師は常に一生懸命
会話が弾まなくても美容室に来てくれるだけで嬉しい、美容室で快適に過ごしてもらいたいので常に一生懸命施術するという回答が多かったです。
「一番はお客様に喜んでいただくことが大前提ですので、話しが弾まないからカットに集中できないということにはならないと思います。今、美容室が増え続け、そのなかから選んで来てくれただけで美容師は一生懸命になっていると思います。」(栃木県/足利 サークルサークルサクラ 足利店)
「美容室での過ごし方は人それぞれですし、リラックスしていただけているなら日常会話は必要ないと思います。会話しないから楽しくないお客様、一生懸命になりにくいということは全くありません。自分の楽しみ方で美容室を楽しんでいただけたらと思います。」(大阪府/堺 HAIRS be road 初芝店)
「お客様のなかには会話を楽しみたい方、雑誌を読みたい方など色々な方がいらっしゃいます。それに対応できるよう美容師側が察していかないといけないと思います。施術に必要なことの会話などはあると思いますが、会話がないから一生懸命になりにくいということはないです。」(神奈川県/川崎 Cherish)
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