フィットネス
2018年11月1日

ランナーが集まる別所沼公園を走る。さいたま市のランニングステーション「別所沼会館」と周辺コース (1/2)

 荷物を持たず身軽になって走るなら、便利なのがランニングステーション。走った後にシャワーを浴びたり着替えもできれば、出張先や仕事の合間、プライベートな約束の前などでも安心です。MELOSでは全国各地のランニングステーションについて、設備などを周辺のランニングコースと一緒にご紹介しています。

 今回取材したのは、埼玉県さいたま市にある「別所沼会館」。すぐ近くには、多くのランナーが訪れるランニングスポットがありました。

ランチをすれば無料利用! 利用までの流れ

 別所沼会館は、食事や宿泊、宴会などにも利用できる大きな建物。JR中浦和駅から徒歩約10分という立地で、駐車場も設けられています。実際に訪れてみると、「ランニング ステーション」と書かれた看板が。ランステとしてのサービスは、2017年3月から開始されたようです。専用の入り口がありますので、看板に従って進みます。

 利用受付は1階にあるフロントへ。「ランニングステーションの利用です」と言えば、担当の方が対応してくれます。

 利用時にはテーブルに置かれた受付用紙に、氏名・住所・電話番号などの必要事項を記入。利用料は先に支払います。なお、会館内のレストランでランチを食べると、利用料は無料になります。ランチは11:30~14:30で営業していますので、これに合わせて行ってみるのもよいでしょう。

 シャワーと更衣室は3階です。受付が先なので、いきなり上がってしまわないよう注意してください。間違えてしまう人が多いのか、各所に受付を促す張り紙がされていました。

 エレベーターで3階に到着すると、目の前にシャワー室・更衣室の案内があります。着替えたら荷物を預け、走りに出かけましょう!

別所沼会館のランナー向け設備

 コインロッカーは全部で6つ。中型が4つ、大型が2つとなっています。料金は利用料とは別です(中型100円・大型200円)。両替機がないので小銭を用意しておきましょう。大型ロッカーは、スーツケースなどでも余裕で入る大きさ。そして実はこのコインロッカー、ちょっとおもしろいポイントが。

 「サービスドア」という小窓がついています。コインロッカーを閉めたものの、後になって出し忘れたものに気づいた。そんなとき、再度料金を支払うことなく、このサービスドアから自由に荷物が出し入れできます。これ、実はかなり画期的なのではないでしょうか。

浴室やアメニティの様子

 浴室内にはシャワーが4つ。シャンプーとボディソープは備えつけられています。なお、ランナーが使用できるのはシャワーのみ。お湯を張っての入浴はできませんので、ご注意ください。

 洗面台にはドライヤーもあります。走り終えてシャワーを浴び、身だしなみを整えて次の予定へ。なお、ドライヤーは1つですので、譲り合って利用してください。

 浴室のすぐ近くには、談話室がありました。自動販売機も置かれているので、休んだり仲間を待つなど、ゆっくり過ごすのによいでしょう。ちなみに、お酒の自動販売機もありました。

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