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ランニング時のバックパック選びで気をつけたいポイント

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 ランナーにとって便利なアイテムの1つである「バックパック」。仕事の荷物を入れて帰宅ランしたり、補給食や水分などを持って長い距離を走ったり。さまざまなシーンで重宝されます。しかし、より快適にランニングを楽しむためには、大きさや機能など使い道によって選ぶことが大切。実際、私は3種類のバックパックを使い分けています。今回はそんなランニングとともに使うバックパックについて、選ぶうえでのポイントを解説していきましょう。

実際に背負ってフィット感を確認する

 似たような体格でも、身体の作りは細かく見ると誰しも異なっています。背中の広さ・長さや曲がり方、それに伴うランニング時の身体の動きなど。自分の身体に合ったバックパックを選ばないと、走っていて不快感があったり、擦れて痛みが置きてしまったりするかもしれません。そのため、バックパック選びはフィッティングがとても重要です。

 中には「知り合いが良いというから」と同じものを買ったり、有名選手の使用モデルを選んだりする方もいるでしょう。確かに誰かが愛用しているものは、何かしら理由となる良さがあるものです。しかし前述の通り、人の身体はそれぞれ異なり、誰かにとっての最適が自分にとっても最適とは限りません。気になるバックパックがあれば、必ず実際に背負ってフィット感を確認しましょう。

 その際、ただ背負うだけでなく、走ったり揺らしたりして身体との摩擦などをチェックすることが大切です。もし「揺れやすい」「どうしても身体とバックパックの間に隙間ができる」など懸念点があれば、購入は避けるべきかもしれません。

容量は“大き過ぎず余裕を持って”

 バックパックは、当然ながら大きくなるほど重量が重くなります。重いということは、それだけ走っている際の負担が上がるでしょう。そのため、「大は小を兼ねる」と大きいものを選ぶ思考は、あまりオススメしません。

 まずは、“どんなシーンで使うのか”を考えましょう。走る距離、季節などによっても、バックパックに入れるものは変わります。私は以前レース用のバックパックを選んだ際、実際に背負うことになるものを袋詰して持って行き、お店で入れてみてから買いました。

 大きさは十分に想定されるものが入り、少しだけ余裕のあるものを選ぶと良いでしょう。例えば思えぬ雨天で雨具を入れることになったり、道中で思ったより暑くて水分などを多めに持つことになったりと、イレギュラーに備えるための対策です。

ハイドレーション or ボトル

 バックパックの持つ役割に、水分補給があります。そして水分補給の方法は、大きく分けて「ハイドレーション」と「ボトル」が考えられるでしょう。

 ハイドレーションとは数リットルの水分が入る袋をバックパックに入れ、そこから管を出して飲むというもの。すべての重みは背中に掛かり、水分の補充・入れ替えは都度バックパックを開ける必要があります。また、ハイドレーションにはさまざまな容量があり、バックパックもその容量に適したものを選ばなければいけません。

 ボトルは、専用のボトルに飲み物を入れる方法。バックパックの前や後ろにボトルを入れ、そこから飲みます。この場合、飲みやすさを考えて、前側(両胸の横部分が多い)にボトルを入れるホルダーの付いたバックパックを選ぶと良いでしょう。横や後ろにホルダーの設けられたタイプもありますが、これだとボトルを取る際、いちいちバックパックを下ろす必要が生じます。

胸と腰のどちらで固定するか

 ランニング用のバックパックは、ほとんどに胸や腰部分にベルトが付いています。これでバックパックを固定し、横揺れを防ぐというもの。またベルトがあることで、肩に掛かる負担を軽減できます。

 このベルト位置も、フィッティングの際によく確認しましょう。中には「胸だと苦しくなるから腰が良い」「腰は擦れてしまうので胸が良い」など、人によってさまざまな意見があります。また、ベルト部に収納ポケットの付いたタイプもあり、その場合、収納したものの取りやすさにも関わってくるポイントです。

 バックパックは容量や形状、収納の付属箇所など、製品によってすべてことなります。選ぶ際には事前に「どういうシーンで使いたいのか」をイメージしておきましょう。試着した際には、各収納ポケットに手を伸ばし、中身の取り出しやすさなども確認すると安心です。自分に合ったバックパックを選び、日々のランニングをさらに快適にしましょう。

[筆者プロフィール]
三河賢文(みかわ・まさふみ)
“走る”フリーライターとして、スポーツ分野を中心とした取材・執筆・編集を実施。自身もマラソンやトライアスロン競技に取り組むほか、学生時代の競技経験を活かし、中学校の陸上部で技術指導も担う。またトレーニングサービス『WILD MOVE』を主宰し、子ども向けの運動教室、ランナー向けのパーソナルトレーニングなども行っている。3児の子持ち。ナレッジ・リンクス(株)代表
【HP】http://www.run-writer.com

<Text:三河賢文/Photo:Getty Images>

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