【スポーツで婚活! #4】ボルダリング婚活に参加してみた (2/2)
私は私で、腕がどんどんパンパンになっていきます。普段登っていない私にとって、何度も登るのは正直キツいものがあります。ただそれは同じチームの女性も同様で、だんだんテンションが落ち気味に。そんな時に最後の男性チームと合流し、目の前のウォールを見ると、そこは100度以上手前に倒れこんでいるオーバーハングと呼ばれる壁が眼前にそびえています。
これはもう、まったく登れません。そもそもスタートのホールドを掴んで足を載せる段階ができない。10年以上ボルダリングをしているという男性が足の位置や動きを教えてくれますが、もうそういう段階じゃない……。「体力の限界」という千代の富士の名シーンが脳裏に再生されました。が、登る事が出来ない時は積極的に男性が話しかけてくれたので会話を楽しみつつ、ボルダリングタイムが終了しました。
※ちなみに私のチームの女性が全員ほぼ初心者で後半疲れてしまい、手足より口が動く時間が増えましたが、経験者など上手な女性がいるチームは最後まで頑張って登っていて楽しげでした。
ぜんっぜんモテませんでした
最後は恒例のフリートークタイムですが、最初に感じたとおりまったくモテなかったので割愛。男性が別の女性目当てに目の前を通り過ぎていくのを見守る道祖神と化しました。
というわけで今回もマッチングに至らず終了。いやまあ、全然目立たなかったし、すごく気になる男性がいたわけでもないので、当然の結果と受け止めています。ああでも、やっぱり誰かとマッチングしたかったな……。
翌日はとんでもない筋肉痛に襲われて、扉を開けるだけで腕に激痛が走りボロ人形のような状態に。ただボルダリング自体はすごく楽しかったので、この婚活を機に作った会員カード片手にひっそりとジムに通っています。そこでロマンスがあるといいな、という妄想も抱いているのは、ここだけの秘密です。
■取材協力:ゼクシィ縁結びPARTY(共同開催:ベストパートナー)
http://zexy-en-party.net/
<Text & Illustration:momo+アート・サプライ>