2021年7月29日

オリンピックはなぜ「平和の祭典」と呼ばれるようになったのか|世界が動いたスポーツ記念日 (2/2)

この日生まれたアスリートは?<4月27日編>

ジョージ・ガービン(バスケットボール選手)

 元NBA選手。主にサンアントニオ・スパーズで活躍し、1996年にバスケットボール殿堂入りを果たす。同チームでつけていた背番号44は、永久欠番となっている(1952年4月27日生まれ)。

吉村禎章(よしむら さだあき・元プロ野球選手)

 1980年代後半に、読売巨人軍の主力選手として活躍。1988年7月6日の対中日ドラゴンズ戦(札幌円山球場)での守備中、飛球を捕球する際、センターを守っていた栄村忠広選手と激突。靱帯3本断裂・神経損傷という大怪我を負ったが、翌1989年9月に代打で復帰した(1963年4月27日生まれ)。

船木和喜(ふなき かずよし・スキージャンプ選手)

 幼い頃からスキージャンプ競技を始め、後に日本代表として冬季オリンピック2大会に出場。1998年の長野オリンピックでは、団体ラージヒル、個人ラージヒルの2種目で金メダルを獲得。さらに個人ノーマルヒルでも銀メダルを獲得するという活躍を見せた(1975年4月27日生まれ)。

ディナラ・サフィナ(女子プロテニス選手)

 2009年に世界ランキング1位に輝いた経験のある、ロシア出身の実力派テニスプレーヤー。2009年の全豪オープンでは、2度目となる4大大会女子シングルス決勝進出を決めた。同大会決勝戦で強豪、セリーナ・ウィリアムズに完敗を喫すも、ここで世界ランク1位を手にする。その後、グランドスラムで準決勝に進出するなどの活躍を見せたが、2014年5月に現役を引退した。

 ちなみに、男子プロテニスの元世界ランカー、マラト・サフィンの実妹(1986年4月27日生まれ)。

《参考文献》
「ポケット版 オリンピック事典」株式会社 楽
「近代オリンピック100年の歩み」ベースボール・マガジン社

<Text:アート・サプライ/Photo:Getty Images>

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