ライフスタイル
2024年9月11日

“仕事のストレス”や“人間関係の悩み”にも役立つスキル「内観力」とは?|会社員×ヨガ・ピラティス講師Saoriの「ウェルビーイングな暮らしの始め方」 (2/2)

内観力は日常生活でも役に立つ

この力は日常生活や仕事においても役に立ちます。「仕事でストレスを感じたとき」や「人間関係で悩んだとき」に、つい怒りや悲しみといった感情に流されてしまうことがありますよね。そんなときこそ、ヨガで培った内観力が活きてきます。

内観力で適切な対処ができるように

深呼吸をして自分の心を観察してみると、「あ、私は今不安を感じているんや」とか「今こう思ってるんやな」という気づきが得られるかもしれません。すると、その感情に飲み込まれるのではなく、少し距離を置いて見つめることができ、適切な対処ができるようになります。

自分らしいチョイスをする指針に

また、内観力が高まることで、自分が本当に望んでいることや、自分の大切な価値観にも気づきやすくなります。これは、日々の選択や行動において、自分らしい道を選ぶための指針となります。

人生で重要な決断を迫られたとき、自分の内側の声に耳を傾けることで、自分にとってもっとも正しい選択が見えてくるかもしれません。

環境に左右されず自分軸で生きられる

内観力は、単にポーズを取るための技術ではなく、私たちが日常生活をより豊かに生きるための力だと思います。この力があることで、外部の環境に左右されず、自分の軸を持って生きることができるようになるからです。

と、めちゃくちゃえらそうに言ってしまいましたが、私もまだまだ旅の途中。昔に比べると多少は内観力はついたと思いますが、日常生活で悩むこともまだまだあります。だからこそ、これからもヨガの練習を続けたいと思うんです。

ヨガをしていなくても高められる「内観力」

今日の話は、ヨガが日常にない皆さんは、もしかしたら自分とは関係のない話に思われたかもしれません。ですが、ヨガをしていなくても日常生活のなかで内観力を高める工夫ができます。なので次回は、「内観力を育てるための最初の一歩」について記事を書こうと思います!

それでは、また次回お会いしましょう!

プロフィール

Saori
会社員×ヨガ・ピラティス講師

東京大学大学院在学中に、心身のストレスで疲弊していた際にヨガと出会う。趣味として8年間ヨガを続けた後、全米ヨガアライアンス200時間(RYT200)とマットピラティスの資格を取得。2022年から、兼業でヨガ・ピラティス講師として活動を開始。現在は教材編集者として会社員をしながら、都内スタジオレギュラーレッスンやイベントの主催、プロテインのアンバサダー、Youtubeでのレッスン配信など、幅広い活動を展開している。

■SaoriさんのInstagram
https://www.instagram.com/saori.yogair/

■YouTube Yogiconnect(ヨギコネクト)
4名のヨガやピラティス講師が週替わりで10分レッスン動画を配信
https://www.youtube.com/@yogconnect/featured

<TEXT&PHOTO:Saori>

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