ライフスタイル
2024年2月27日

【花粉対策のウソ・ホント】加湿器、ヨーグルト、水拭き…効果あるの? (2/2)

石井先生が教える、花粉対策3つのポイント

1.花粉に水は禁物! 乾拭きを徹底しましょう

まず、部屋に花粉を入れないことが重要です。部屋に入る前に、服や髪についた花粉を、掃除機や粘着テープで取り除きます。ここで水を使わないことがポイント。床掃除も同じです。

先述の通り、花粉は水分に触れると膨らんで弾け散るからです。加湿器も加湿し過ぎると同じことがおきるため、注意が必要です。

2.外出時の服に注意! 革製品は避けよう

革製品の表面には見えない凹凸があり、付着した花粉が取り除きにくい傾向にあります。毛皮、ウールやフリース、ボアなども避けましょう。

短時間の散歩でも、予想以上に花粉を家に持ち込むことになります。

3.洗濯室内干し+乾燥機の使用がおすすめ

花粉の飛散時期は天日干しを避けましょう。

花粉対策は、「吸わない」「触らない」「近づかない」が原則。気持ちが良いことから天日干しを選ばれる方が多いようですが、可能な限り室内干しでの乾燥がおすすめです。

参考『日本気象協会2024年春の花粉飛散予測(第3報)

教えてくれたのは

耳鼻咽喉科専門医
石井 正則先生

JCHO東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科診療部長。JAXA宇宙医学審査会委員。ヨギー・インスティチュート認定のヨガインストラクターとしても活動しており、最新の著書に「めまい・耳鳴り・難聴を自分で治す本」(二見書房)など。「世界一受けたい授業」で花粉の専門家としても出演。

<Edit:編集部>

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