健康&フィットネスアプリの利用率は? 年代別の人気ジャンルも調査
健康志向の高まりとともに、ヘルスケア&フィットネスアプリも好調のようです。モバイル向けのアプリ分析やアプリ開発を手がけるフラーは、電通デジタルと共同で、アプリの利用に関する実態調査を実施し、その結果を発表しています。
フィットネスアプリの利用率が倍増
調査結果によると、フィットネスアプリの利用率はこの2年で5%から10%へと約2倍に成長していることが分かりました。
1人あたりのフィットネスアプリ利用個数は1.1個で、多くの方は1つのアプリをメインに使用している状況が伺えます。
さらに、フィットネスアプリは休眠ユーザーを含めると、全体の33%が利用した経験があり、49%が男性、51%が女性と男女比率は約半々の割合となりました。また、利用年代で見ると30~40代の割合がもっとも高いことも判明しています。
他のジャンルではどんなアプリを利用してる?
そんなフィットネスアプリ利用者ですが、他のジャンルではどのようなアプリを利用しているのでしょうか。まず、ニュース系アプリでは「Yahoo! JAPAN」が最多の35%。以降「スマートニュース」「Flipboard Briefing」が続きます。
FOOD&DRINK系アプリでは、意外と(?)「マクドナルド」が最多の約35%。以降は「クックパッド」、「DELISH KITCHEN」と、自炊派と見られるアプリ利用が目立ちます。
トレーニング系アプリをよく使っているのは30〜40代
さらに、年代別で見ると30~40代は「Garmin Connect」や「FiNC」といったトレーニング系アプリの利用率が高く、50代は歩数や体重などを管理する「からだメイト」など、ログ系アプリの利用率が高いことも明らかになっています。これは、年代ごとで、体への負担を考慮しているユーザーが多いといえるのではないでしょうか。
今後も伸びることが予想されるフィットネスアプリ市場。市場の拡大とともに、どのような魅力的なアプリが登場してくるのか、これからに期待です。
関連記事:
・初心者にも上級者にもおすすめの“無料”ランニングアプリ18選。目的別にピックアップしてみた
・使ってる? iPhone標準アプリ「ヘルスケア」でウォーキングを管理しよう
・口コミで195ヵ国3600万人に拡大!アスリートが集まるSNS「STRAVA」が日本に本格参入
<Text:辻村/Photo:Getty Images>