インタビュー
2019年10月17日

26時のマスカレイド森みはる「他人より自分との勝負。自己ベストを出すことに必死でした」(後編)│アイドルと、スポーツと、青春と。#25 (2/2)

――0.1秒の世界で争い続けていた経験があると、メンタルが非常に鍛えられるのではないでしょうか。

そうですね。水泳って、この距離を泳いだから、絶対にタイムが伸びるっていう確証はないんですよ。それでも、手が届きそうなところまでは頑張れた経験は大きいと思います。何かを辛くてやめたいと思っても、もうひと踏ん張りできている気がします。

辛いことがあっても、もうひと踏ん張りする忍耐力がついた

――アイドルとしては、所属している26時のマスカレイドが、結成3年目でオリコンウィークリーチャート1位を獲得するなど、目に見える結果が出はじめています。

去年の自分からは想像できないくらい、本当にたくさんのお仕事に携われるようになったと思います。続けてきてよかったと思います。これまで以上に先のことが想像つかないんですけど、とりあえずできることは全部やりたいですね。

――体力的にキツいことがあっても、1日10000m泳いだのに比べたら平気だと思いそうですよね。

それはめっちゃありますね。レッスンで筋トレをしても「昔だったら平気だったはず。今の自分が鈍ってるだけだな」と思いますし。

――最後に、これから挑戦してみたいことを教えてください。

未経験のことはなんでも挑戦してみたいと思っています。バラエティ番組への出演や演技なんかも最初は「未経験だから無理」と考えていたんですけど、やってみたら面白かったですし。

――では、水泳に関する仕事はいかがでしょうか? 神だと思っている北島康介さんへの取材や、世界大会のリポートなど。

辞めてから時間が経ちすぎてるので自信はないですけど……。機会があれば挑戦してみたいですね!

[プロフィール]
森みはる(もり・みはる)/26時のマスカレイド
1996年10月14日生まれ、兵庫県出身。幼稚園の頃から、小学校6年まで水泳を続けていた。得意種目は平泳ぎ50mで、ジュニアオリンピックの基準タイムにあと0.2秒まで迫ったことも。泳力検定1級、美容師の免許を持つ。過去にファッション誌で読者モデル経験を持つほか、現在は「LARME」公式インフルエンサーの「LARME DOLLS」を務める
【公式Twitter】https://twitter.com/nijimasu_paru
【公式Instagram】https://www.instagram.com/miharu_mori/

<Text:森祐介/Edit:村上広大/Photo:飯本貴子>

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