フィットネス
2020年9月27日

24時間営業のスポーツジム・クラブを比較。早朝や残業後などスキマ時間に運動不足は解消できる

 全国に増えている24時間営業のスポーツジム・クラブ。夜遅くまで仕事をしているビジネスパーソンにとっては、非常にありがたいシステムですよね。しかし、それぞれでどんな特徴があって、どこがどう異なるのか。わからない人も多いかと思います。そこで今回は、各店の特徴を踏まえつつ、設備や料金体系を比較していきます。

エニタイムフィットネス

 24時間ジムの先駆けと言われているのが、アメリカから進出してきた「エニタイムフィットネス」。フィットネス文化が生活に根付いたアメリカにおいて成功を収め、そのノウハウを日本へ最初に持ち込んだとされています。今では首都圏はもちろん、地方都市にも進出して勢いが止まりません。

 エニタイムフィットネスの特徴の1つとして、「土足OK」というアメリカ発祥らしい一面があります。会社帰りにふらっと立ち寄り、特にトレーニングシューズを用意せずともひと汗流せる。「気軽に通える」という点が強く反映されています。会費は店舗によって違いがありますが、月額 7,000円~9000円(税込)が相場。会員になった店舗だけでなく、どこの店舗も利用できるのもうれしい特徴です。

<特徴>
・24時間年中無休
・世界全店利用可能
・低価格
・マシンジム特化型
・パーソナルトレーニング可能
・管理体制

<価格帯>
月額7,000円~9000円(税込)※店舗によって異なる

JOY FIT24(ジョイフィット24)

 アメリカ生まれのエニタイムに対し、日本生まれで急速に店舗を増やしている24時間ジムが「JOY FIT24」。赤で統一された店舗はすぐ目につきやすく、すぐにジョイフィット24だと認識できるでしょう。

 価格と設備面においてはエニタイムとさほど変わりはありませんが、エニタイムが「土足OK」なのに対し、こちらはトレーニングシューズの有無は各店舗によって異なりますので、利用店舗にお問い合わせください。会員になればどの店舗も利用することができますが、半年間会員を継続する必要があります。「レディース専用エリア」が設けられているなど、女性にうれしいサービスが充実しているのも特徴です。

<特徴>
・24時間年中無休
・低価格
・全国相互利用サービス(スポーツクラブ「JOYFIT」(青JOY)も無料で利用可能)
・24時間セキュリティ
・レディース専用エリアあり
・水素水サービス(有料)
・スチームサウナあり
・マシン特化型

<価格帯>
月額7,000円~8,000円(税別)※店舗によって異なる

ファストジム24

 こちらも24時間ジムの大手として知られるファストジム24。エニタイム、ジョイフィットと比べ、いくらか低価格なのが特徴。エニタイムと同様にシューズの履き替えが不要なので、トレーニングのできるファッションであれば、そのままトレーニングに移行することが可能です。


 設備面では、価格が安いのもあってかややコンパクトな印象です。ただしセキュリティに力を入れており、女性でも安心して使用することが可能。通常では別店舗を利用することができませんが、ファストジム24プラス会員に加入することで首都圏の店舗が利用可能になります(税込8,100円)。

<特徴>
・マシン特化型
・24時間営業
・好アクセス
・セキュリティ設備
・低価格
・シューズ履き替え不要

<価格帯>
月額約7,000円~7,500円(税込)※店舗によって異なる
▶FASTGYM24の公式サイトでチェックする

スマートフィット100

 「ワンコインで健康が手に入る」がキャッチコピー。月額3,000円と破格な料金設定が売り。毎日通ったとしたら、1日100円という安さになります。実はこれには理由があり、スマートフィットには「モーニング100コース(5時~10時)」「デイ100コース(10時~17時)」「24Hコース」と3つのコースがあり、月額3,000円で利用できるのはモーニングとデイ利用だけ。24Hコースは月額6500円前後(税別)と、他とさほど変わりありません。

 ただし朝に利用したい人や午後に時間のある学生などにはありがたいシステムで、激安価格で施設を利用することが可能です。他の特徴としては、水素水が飲み放題だということ。

<特徴>
・超低価格(月額3,000円※税別)
・24時間営業
・パーソナル40分2,980円
・水素水飲み放題
・土足OK
・マシン特化型

<価格帯>
・モーニング利用(5時~10時)、デイ利用(10時~17時):月額3,000円(税別)
・24時間利用:月額6,500円前後(税別)

***

 どの24時間ジムにも言えることは、総じて会費が安いこと。通常のスポーツクラブであれば月額10,000円以上はしますが、いずれも低価格で収まっています。その理由は「マシン特化型」であることが挙げられます。ある程度マシンの使い方がわかり、それ以外の付加価値を求めない人であれば、24時間ジムが向いていると言えるでしょう。

 エニタイムを基準として、JOY FIT24は女性会員向けサービスに特化、ファストジム24はややコンパクト、スマートフィット100は時間限定で激安価格なのが特徴です。ただし基本的な設備はさほど変わらないので、もしもどこに通うか悩んでいるとしたら、ホームページを見て自分に合っていそうなジムを選びましょう。


関連記事:便利で低価格、24時間営業のスポーツジム・フィットネスクラブ11選。特徴・設備・料金費用を比較し、一覧にまとめました

<参考サイト>
・エニタイムフィットネス https://www.anytimefitness.co.jp/
・JOY FIT24 http://joyfit.jp/akajoy/
・ファストジム24 http://fastgym24.jp/
・スマートフィット100 https://smartfit100.com/

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<Text:松永 貴允/Photo:Getty Images>