2024年12月25日

エリンギの栄養や食べ方、冷凍保存のコツ!栄養素を逃がすNGな食べ方も (1/2)

秋の食材「きのこ」。豊富な食物繊維により、便のカサを増やして便秘解消を促したり、腸内環境を整えて免疫力の維持などにも役立つ食べ物です。今回は、キノコのなかでも人気のエリンギにフォーカス! どんな栄養素の特徴があるのでしょうか。

薬剤師で薬膳アドバイザー、フードコーディネーターの山形ゆかりさんに聞きました。

エリンギを食べると、どんなメリットがある? 栄養素と特徴

エリンギには、以下の栄養素が含まれています。

エリンギ100gのカロリーと栄養素

  • エネルギー 31 kcal
  • たんぱく質 2.8 g
  • 脂質 0.4 g
  • 炭水化物 6.0 g(食物繊維3.4 g)
  • ナトリウム 2 mg
  • カリウム 340 mg
  • マグネシウム 12 mg
  • リン 89 mg
  • 鉄 0.3 mg
  • 亜鉛 0.6 mg
  • 銅 0.10 mg
  • マンガン 0.06 mg
  • ヨウ素 1 μg
  • セレン 2 μg
  • モリブデン 2 μg
  • ビタミンD 1.2 μg
  • ビタミンB1 0.11 mg
  • ビタミンB2 0.22 mg
  • ナイアシン 6.1 mg
  • ナイアシン当量 6.7 mg
  • ビタミンB6 0.14 mg
  • 葉酸 65 μg
  • パントテン酸 1.16 mg
  • ビオチン 6.9 μg

エリンギといえば葉酸

エリンギには他のきのこ類と比較すると、葉酸が豊富に含まれています。

葉酸とはビタミンB群の水溶性ビタミンで、ビタミンB12とともに赤血球を作る際に必要になります。ビタミンB12は別名「造血のビタミン」と呼ばれており、貧血予防に役立ちます。

ちなみにビタミンB12が多く含まれる食べ物は牛レバー、鶏レバー、牡蠣、サンマ、アサリ、シジミなどです。

一緒に食べるといい食材は「鶏肉」

鶏肉に豊富なたんぱく質とエリンギに含まれるビタミンDで、カルシウムの吸収を促すだけでなく、筋肉の合成を促す作用もあります。

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