フィットネス
2024年1月10日

なぜ?筋トレで重量が伸びなくなった「理由」、その解決策とは[トレーナー回答] (2/2)

初心者の場合

ウエイトトレーニングを始めて3ヶ月以内の初心者は、根気良く継続しましょう。

今までよりも重量の伸びは圧倒的に遅くなりますが、それが普通。むしろ今が「筋肉をつけたり重量を伸ばしたりするためのスタートラインに立った」と言えるでしょう。

初心者ボーナスが終わったとしても、時間をかければ重量は伸びます。焦らずに今やっていることを継続・改善して取り組みましょう。

ある程度トレーニングを継続している場合

初心者ボーナスも終わり、ある程度トレーニングを継続している人の場合は、「重量を上げて、回数を減らす」と効果的です。

例えば、100kg・10回3セットで停滞している人は、105kg・8回3セットで行ってみると良いでしょう。

高回数よりも強く神経系に刺激が入り、神経系からの力発揮の要素に強くアプローチできるため、適応していなかった神経系の部分が向上し、挙上重量の増加につながります。

筋トレで重量を上げるペースは?

特にペースを決めて、挙上重量を上げる必要はありません。強いて言えば、ウエイトトレーニング中、「今までよりも軽く感じる」「もっと重量上げられるかも」と感じたら、2.5kg以内で伸ばしてあげると良いでしょう。

重量を上げるチャレンジをしてみて、実際に上がるかどうかはやってみないと分かりません。潰れてしまえばまだ早かったということですし、上がれば筋力が伸びたと言えます。

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監修者プロフィール

Scoprire
トレーナー 藤本千晶(ふじもと ちあき)

Scoprire トレーナー 藤本千晶(ふじもと ちあき)

仙台大学大学院修士課程修了後、アスリートのトレーニングコーチなどを務める。2018年からフリーランスとなり、栃木県宇都宮市で女性の体型改善専門パーソナルトレーナーとして活動。クライアントの年齢による体型の変化と、健康の悩みに日々向き合いながらも、ブログやSNS、メディアでの情報発信、オンラインビデオコースの作成を通じて、多くの女性に貢献している。NSCAジャパン北関東アシスタントエリアディレクターとしても活動。地域のパーソナルトレーナーにスキルアップの機会を作る企画・運営も務める。

<Edit:編集部>

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