2019年2月19日
【特別座談会】必ずまた走りたくなる。完走者が語る東京マラソンの魅力 (2/6)
出場したいと思わせる東京マラソンのスペシャル感
松本:私はランニングやマラソン大会が好きでいろいろな大会に出場しています。娘と参加することもあり、MELOSで市民ランナーの星、谷川真里さんにインタビューという役得もありました。そんな私ですが、実は第1回(2007年)に出場して以来、ずっと落選中です……。
それでも応募し続けているのは、東京マラソンの華やかさが忘れられなくて。名古屋ウィメンズマラソンやホノルルマラソンも走りましたが、42.195kmのすべてが華やかなのは、東京マラソンだけじゃないかな。
阿部:そうですね、沿道の大歓声が途切れることがないですからね。
曽谷:コース、サービス、エイド。どれをとっても他の大会にはない魅力がありますね。緊急事態に備えてドクターや警察官も走るし、街中が協力している感じがスゴイ。
宮井:私は東京の街を自分の足で駆け抜けられることに感動しました。普段は人も車も絶えない街なのに、1年でこの日だけはランナーを迎えてくれる街に変わるってすごい魅力的だと思います。
半戸:そうですよね。これだけの経済規模の東京という街を止めるって、すごいの一言です。これだけ贅沢なコースは世界でここだけですよ。
松本:たしかに、日本橋や銀座、浅草を巡り、東京タワーやスカイツリーも間近で見られて、東京駅をバックにゴールするなんて、東京の魅力を凝縮したようなコース。マラソンによって街と人がひとつになると、特別な空気感や圧倒的なエネルギーに魅了されますね。