
筋肉は何歳から衰える?加齢で落ちやすいのはこの筋肉! (2/2)
筋肉が減ってるかも? 筋力低下のサイン
- 以前はできていた動作に違和感がある
- 体重は変わらないのに細くなった気がする
この感覚がある方は、筋肉量の減少が進んでいるサインかもしれません。
筋肉の変化は体重計では分かりにくく、見た目や動作の違和感として現れることがよくあります。体重が変わらず細く感じる場合、筋肉が減り脂肪が増えている可能性もあります。
この状態を放置すると、姿勢や代謝の低下、ケガのリスクにもつながります。違和感に気づいたら、早めに筋肉の維持・強化に取り組むことが大切です。
筋肉量を効率よく増やす方法
では、どのようにして筋肉を増やしていけばよいのでしょうか。
筋肉量を効率よく増やすためには、トレーニングに加えて、エネルギー収支をプラスに保つ食習慣が重要です。
つまり、運動で筋肉に刺激を与えつつ、それを上回るだけの栄養(エネルギー)をしっかりと摂取することが、筋肉の合成を促進するポイントになります。
トレーニングだけでなく、食事の内容と量を意識することが、筋肉を増やすための鍵となります。
こんな行動は危険! 筋肉が減るNG習慣
一方で、筋肉を減らしてしまうNG習慣には、次のようなものがあります。
- ストレスを溜め込む
- 過度な糖質制限
- エネルギー摂取の不足
- 睡眠や休養の不足
これらはすべて、筋肉の合成を妨げ、分解を進めてしまう要因になります。健康的に筋肉を保ちたい方は、運動だけでなく、生活習慣や栄養状態にも気を配ることは“マスト”です。
筋トレをしているのに筋肉が減る……考えられる原因は?
筋肉を減らしたくないからと筋トレをしているにもかかわらず、なぜか筋力低下を感じている。その理由は「食生活」と「睡眠」かもしれません。
栄養不足や休養不足が続くと、筋肉の成長は停滞してしまいます。筋肉を効率よく増やすためには、「運動・栄養・休養」この3つのバランスが取れていることが不可欠です。
いくらトレーニングを頑張っても、栄養が不足していれば筋肉は修復・成長できず、休養が不十分なら回復も追いつきません。
この3つが揃って初めて、筋肉は適切に合成・発達していくのです。
監修者プロフィール
トレーナー山岸 慎
2011年からトレーナーとして、モデル・アーティスト・俳優のサポートを行う。現在はJリーガーなどトップアスリートをはじめ、運動初心者まで様々な身体レベルの方のトレーニング指導を行なっている。所有資格NSCA-CSCS。
・パーソナルトレーニングジム STUDIO KOMPAS渋谷南平台
・ストレッチリラクゼーションサロン ESL(エッセンシャル ストレッチ ラボ)
<Edit:編集部>