足踏みの効果とは?脂肪燃焼・消費カロリー・腰ひざにやさしいやり方を解説 (1/4)
足踏み運動は、その場で脚を交互に上げるだけのシンプルな動きで、運動不足を感じている人でも取り入れやすいエクササイズです。
歩く動作に近いリズムを持ち、有酸素運動として体脂肪や内臓脂肪の燃焼をサポートします。屋内で行えるため天候に左右されにくく、自身の体力に合わせて腰やひざへの負担を調整しながら続けやすい点も特徴です。
理学療法士でパーソナルトレーナーの安藤 瑞樹さん監修のもと、足踏み運動の効果や正しいやり方、足踏みに関するさまざまな疑問について解説します。
足踏み(あしぶみ)とは
足踏みとは、その場で立ったまま脚を交互に持ち上げる動作を繰り返すシンプルな運動です。その場足踏み、足踏み運動、足踏み体操などと呼ばれることもあります。
歩行に近いリズムで足を上げ下げすることで、有酸素運動として心拍数を緩やかに高め、体脂肪や内臓脂肪の燃焼をサポートします。
大きな移動を伴わないため室内でも行いやすく、運動習慣がない人や体力に不安がある人でも取り入れやすい点が特徴です。
足踏み運動で得られる主な効果
足踏み運動はシンプルな動きながら、脂肪燃焼や血流促進など複数の健康効果が期待できます。代表的な効果を解説します。
体脂肪・内臓脂肪の燃焼をサポート
足踏み運動はリズムよく脚を動かすため、有酸素運動として体脂肪の燃焼を促します。継続して行うことでエネルギー消費量が積み重なり、内臓脂肪の減少にもつながりやすくなります。
激しい動きが少ないため、運動が久しぶりの人でも取り組みやすい点が特徴です。
下半身の筋肉を刺激して基礎代謝を維持

足踏み運動では、脚を持ち上げる動作によって大腿四頭筋や腸腰筋が使われます。体を支える場面では大臀筋や中臀筋も関与し、下半身全体がバランスよく刺激されます。

筋肉量の多い部位を動かすことで基礎代謝の低下を防ぎやすく、日常生活での消費エネルギー維持にもつながります。
血流を促してむくみ対策にも役立つ
足踏み運動では脚の筋肉がポンプのように働き、血液やリンパの流れが促されます。長時間座りっぱなしや立ちっぱなしで起こりやすい脚のむくみ対策にも向いています。
短時間でも行いやすいため、生活の合間に取り入れやすい点もメリットです。
次:足踏み運動の消費カロリーの目安
地味だけど効く!「足踏みダイエット」のやり方と、痩せない人がやるべきこと










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